車や電車、バスなど、乗り物に乗っていると段々と気分が悪くなってきたり、ふらついてしまったり、妙にアクビが多くなったりしますよね。
そんな『乗り物酔い』ですが、人によっては乗り物から降りても、ずっとその症状が出てしまう事があります。
この記事ではそんなあなたの不安を解消すべく、『乗り物から降りたのに乗り物酔いの症状が出てしまう理由』を紹介していきたいと思います。
理由を知った上で必要な対処をすれば症状もおさまり、もう悩む事もありませんよね。是非読んでいってください!
では早速、説明を始めましょう!!
乗り物酔いでめまいが起きる原因は?!症状が治らないのはなぜ?
乗り物酔いは、自律神経の働きの乱れによって起きる
乗り物酔いは、過度の揺れやスピードの変化によって、自律神経の働きが乱れてしまうと症状が起きやすくなります。
この他にも、体調の変化などによっても働きが乱れる事もある為、事前に体調を整えたり、適度の食事を取ったり、リラックスしたりすることで予防する事ができるようになります。
実は乗り物に乗らなくても掛かる乗り物酔い
このように、乗り物酔いは揺れや速度を感じる事によって、自律神経の働きが乱れる事から発症するのですが…、
実は乗り物に乗らなくとも、3D映画を見たり、運動などで頭を大きく揺さぶったりすることで、乗り物酔いと同じ症状が出てしまう事があります。
これらの症状も、やはり普通の乗り物酔い同様、体調を整える事で予防する事ができますので、普段から体調を万全に整えていきたいですね!
乗り物酔いで起きためまいが治らない?!数日間続くのは何か病気?!
乗り物酔いに苦しむ方の中には、『乗り物から降りても症状が治まらない!』という方もいらっしゃるかと思います。
特に辛いのが、めまい。視界がぐるぐる回ったり揺れたりしてしまい、気分も悪くなっていく……こんな症状に悩まされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これにはいくつかの原因があり、対処法もそれに応じて分かれます。
ここでは簡単に説明しますので、思い当る方はそれに応じた対処をしてみると、症状が緩和するかもしれませんよ。
では、早速紹介しましょう。
季節の変わり目などで気圧が低下する事によって起きる
これは特に病気などではなく、気圧の変化によって身体のバランスが崩れてしまうというもの。
乗り物酔いと似た様なメカニズムで発症するので、酔い止め薬が効果を発揮するとのこと。
また、首のストレッチや水泳などの運動をする事で血行を良くし、自律神経の働きを整える事で、症状が改善したり予防したりすることができるようになるようです。
過度のストレスや疲労によって起きる
とても嫌なことがあって悩んでいたり、無理のある仕事などで疲労がたまっていると、めまいが発症する事があります。
これは体調の悪化を身体が警笛している為で、覚えがある方は無理せずに速やかに身体を休めてあげましょう。
そうする事で自律神経も元の状態に回復し、めまいが収まる事もあるのです。
無理をするのは厳禁ですよ!
耳にまつわる障害・病気の可能性も……
あまり酷いめまいが続くようなら、一度病院などで診てもらう事をお勧めします。
多くのめまいは、耳に何がしかの異常が起きる事で発症するようですが、中には脳幹や神経系などの異常で発症する事もあるようです。
素人目には判別がつかない事も多いようなので、ここはプロに任せ、異常があるようなら治療に専念しましょう。
大切なのは、何も知らないまま『きっと大丈夫』と根拠もなく楽観してしまわない事。
あんまり不安になってしまうのもよくないですが、身体が発している警告は、素直に聞くようにしたいですね。
乗り物酔いが続くなら念のため受診を!疾患が隠れてる可能性も?!
めまいに限らず、乗り物酔いの症状というのは、基本的には一過性の、乗り物から降りてしまえば収まるものがほとんどです。
ですが、中にはいつまで経っても治らないこともある。上の見出しではめまいについて説明しましたが、ここでは他の症状が長く続く場合に考えられる原因を紹介します。
ストレスによる嘔吐などの症状
吐き気や胃のむかつき、頭痛などの症状は、乗り物酔いに限らずストレスが原因で発生する事もあります。また、『乗り物酔いにかかった』という事実がストレスに繋がり、それによって継続的な吐き気などが起こる事もあるようです。
対処法としては、できるだけ安静にしつつ、リラックスする。心身ともに休める環境に置くことが解決の第一歩と言えそうです。
消化器官の異常による吐き気、胃のむかつきなど
ストレスと似ていますが、こちらは身体的な問題が原因のケース。胃や腸が弱っていると、吐き気を感じたり、胃のむかつきを感じたりといった具合に、乗り物酔いに類似した症状が発症します。
空腹などが原因でそうなる事もあるので、適度に食事を取ったり、身体をしっかり休めてあげる事で解決する事も。胃腸薬などでお腹の調子を整える事でも
改善するかもしれません。
耳や眼球、脳の異常
耳の中にある『内耳(ないじ)』が何らかの異常に陥っていたりすると、それが原因で乗り物酔いの症状が、いつまで経っても収まらないという状態が続くようです。
また、眼球や脳などに異常がある場合もあるので、あまり酷いようなら病院で早期の診断をお勧めします。
早め早めの診断が、結果的に身を助ける事もあるのです。
治らない乗り物酔いの怖さをまとめてみる
楽しい移動の時間を台無しにする乗り物酔い。
ただでさえ辛いのに降りてまでその辛さが続くなんて、できれば考えたくもないですよね。
ですが、こういった症状の多くは『体調を整える』『しっかり休む』『適度に食事をとる』この三つを満たす事で改善したり予防したりすることができます。
その他にも、酔い止め薬に頼る、自律神経の働きを整えるように運動したりストレッチをする、リラックスできるような環境に身を置く、などの方法で、ある程度まで軽減する事が出来るのではないでしょうか。
それでもどうにもならない時は、素直に病院へ。
怖がることはありません。
一番怖いのは、何も知らないまま症状が進んでしまう事。
早期に見つけてしまえば、すぐ治せるかもしれないのですから。
乗り物酔いは、ストレスによっても発症する事がありますし、悪い方向に考えるのはやめましょう!
健康になって乗り物での移動を楽しめるようにするのです!