行楽のシーズンや里帰り、海外旅行!長距離移動の中で、どうしても避けられないのが乗り物に乗る事。
車やバス、タクシーや電車、船……乗り物酔いが酷くて苦手な方にとっては、『今年はどうやって乗り物酔いを耐えようか』と悩んでる方も多いのでは?
そんな貴方に必見!
今回の記事は、乗り物酔いを治す方法の特集ですよ!!
この記事を読んで、辛い乗り物酔いを耐えるのではなく、克服してしまいましょう!!
乗り物酔い対策!氷を舐めると効果的?!冷たさで乗り物酔いを治す?!
突発的な乗り物酔いには、身近なもので対処するしかない!
乗り物酔いは、ある時突然発症するもの。
大丈夫だと思って乗った乗り物でも、揺れのひどさや速度の複雑な変化、体調、においなど、様々な要因が元で乗り物酔いは突発的に発症してしまうのです。
では、いざ乗り物酔いになった時にどうすればいいのか。
可能なら乗り物から降りるのが一番良いですが、そう都合よく降りられる訳でもないという方も多いでしょう。
では、酔い止め薬を飲む?
これも、常備している人でなければ手元にないかもしれませんね。
そんな時には、『氷』を舐めるのです!
人は冷たいモノを舐める事により、交感神経が刺激され、これによって乗り物酔いの症状が緩和されるのだとか。
氷ならちょっとしたお店などで飲み物に入っていますし、お手軽。
冷たければ何でもいいので、アイスでもオッケーですよ!
どうしても冷たいものが手に入らないなら、飴やガムなどでもある程度効果はあるようです。
新幹線などでガムや飴を売ってるのはこの為だったりして!?
保冷剤などで首筋を冷やす事で交感神経を刺激する
夏の暑い時期などに重宝する保冷剤。
これを使って首筋を冷やす事で、乗り物酔いの症状を抑える事が出来ます。
やり方は簡単。ハンカチやタオルなどで包んで、首筋に当てるだけ。
とてもシンプルですが、首筋には乗り物酔いに影響する交感神経が流れていて、これが冷やされることによって刺激され、症状が緩和されるのだとか。
お弁当やデザートなどについてきた保冷材も、使い方次第では乗り物酔いの対処に役立つこともあるのです!!
勿論、駅やコンビニなどで売られているアイスノンが手に入るなら、そちらを使っていただいても結構ですよ。
船酔いには冷水を股間などに浴びせると効くらしいが……
これはテレビ番組などで検証されたものですが、船酔いになってしまった人の股間や首筋に、冷水を不意打ちで浴びせた所、一瞬で船酔いが治ったという話がありました。
沖縄のダイバーの間では有名な話らしいですが、どちらかといえばこれは緊急時の対処法で、場合によっては逆に命に関わってしまう事もあるようなので、無理にこれを実行するのはやめた方が良いかも知れません。
聞きかじりで無茶な方法を選ばず、安全・確実な方法で対応しましょう。
船酔いなら、船の真ん中あたりの席に座るようにしたり、誰かと会話したりするだけでも大分マシになりますよ!
乗り物酔いに効く?!てのひらのツボ「手心」!効果的なツボの押し方
乗り物からはすぐ降りられないし、薬もない、氷もない、冷やすものもない!
そんな状況に陥ったらもうどうしようもないんでしょうか?
いいえそんなことはありません!
人の身体には沢山の『ツボ』があり、この中に乗り物酔いに効果を発揮するツボがあるのです!
その名も『手心(しゅしん)』。
画像の通り、手のひらの真ん中付近のくぼんでいるところ、ここが手心となります。
この手心、乗り物酔いにも効果がありますが、苛立ちや緊張などを緩和させるのにも効果的だという話で、乗り物酔いで嫌な気分になっている方には一層効果的かも!?
手心は、親指でゆっくり5~10秒くらい押すと良いです。
これを両手それぞれ行う事で、効果が発揮されます。
自分で気持ちいいと感じるくらいの強さで押すのが理想的だとか。
困った時のツボ頼み、意外とお役立ちかもしれませんよ……?
おすすめ記事:知らなきゃ損!乗り物酔いが予防できるツボの位置と見つけ方
乗り物酔いは不安や乗り物酔いのトラウマによるストレスでも起きる?!
過去の乗り物酔いの事を考えると乗り物酔いになりやすい
乗り物に乗る時、以前乗り物酔いになった事があると『嫌だなあ』『どうせまた乗り物酔いになるんでしょ?』などと思ったりしていませんか?
その不安は解りますが、それは逆効果だったりします。
何故なら、過去の『乗り物酔いになった』という経験から、その時のストレスを思い出したり不安がることで、身体の方がその時のストレスを再び感じてしまい、それが元で乗り物酔いの症状が発症してしまうのです。
また、ストレスを抱え込んだ状態で乗り物に乗る事でも、乗り物酔いになりやすくなります。
揺れや不規則な加速なども勿論原因の一つではありますが、このように心の状態によっても、乗り物酔いは発症するのです。
ではどうしたらいいか?
その対処法をきちんと説明するところまでがこの記事の役目です。
ここで情報収集して、過去のトラウマをなかったことにしましょう!!
予防策1.ストレスをため込まない
まず、乗り物に乗る前の段階で、ストレスを発散しておきましょう。
前日の内にストレス解消するのもいいですし、そういった暇がないようなら、乗り物に乗る前にちょっとした小休憩を入れてみたり、背伸びしたりするだけでもストレスは軽減されます。これだけでも大分違うはずです。
予防策2.リラックスした状態で乗れるように努める
乗り物に乗ってる間も、『乗り物酔いになるかも』という不安を抱えていてはストレスになってしまいます。
そういった考えは一旦仕舞い込んで、楽しい事を考えたり、音楽を聞いたりしてリラックスすると、大分身体の受ける負担が減ってくるはずです。
友達や家族との会話に夢中になっていると、乗り物酔いそのものを忘れられたりするのはこの為。
できる限りゆったりとした気持ちでいられるように、広い席を選んでみたりベルトを緩めてみるのもお勧めですよ。
対処法3.思い込みこそが最強の処方箋
ストレスやトラウマによって乗り物酔いが起きるという事は、逆に『絶対に乗り物酔いになんてならない!』と思い込む事で、乗り物酔いの症状を緩和させたり、なかったことにする事も可能という事です。
実際に酔ってしまって辛い時も、ぎゅっと目をつむって『乗り物酔いになんてならない』と念じてみてください。
これによってストレスが緩和されたり、心が落ち着いてリラックスできるようになるかもしれません。
自分の心を信じるのです!
乗り物酔いになりやすい場所、環境を紹介!ここは避けよう!
乗り物の中でも、特に乗り物酔いになりやすい環境というのは存在します。
簡単にまとめてみたので、これらを参考に、こういった環境を避けるようにする事で、乗り物酔いを予防するのもアリではないかと思います。
たばこや排ガス、いやな食べ物の臭いがする場所
これは、一昔前のタクシーやバスだとよくありましたね。
座るとシートにたばこの臭いがしみついていて、それが元で気分が悪くなっていく。
船などでも、排気ガスの発生する後部などに立っていると、どんどん気分が悪くなっていくことがあります。
その他、新幹線などで特定の食べ物のにおいが漂ってくると、そのせいで気分が悪くなることもありますね。
こういった環境は、いざ座ってしまうと避けようとしても中々避けられませんので、
- できるだけ禁煙環境の席を指定して座る
- 船なら真ん中付近に座るようにする
- 消臭スプレーを使ったり窓を開けて換気する
などすると、改善される事もあります。
窮屈な席、服、ベルトなど
定員ギリギリだったり、服のサイズがギリギリだったりと、とにかく身体が締め付けられる環境にあると、その分だけ乗り物酔いに掛かりやすくなると言われています。
できるだけリラックスした姿勢で座れるように、広めの席で、服もゆったりとしたものを選び、ベルトなどもいくらか緩めると、快適な旅を送れるようになるかもしれません。
ただしシートベルトは外さないでくださいね。
気温(室温)が高かったり厚着をする事でのぼせる
こちらは、乗り物の内部の温度が高かったり、厚着などをして体温が上がっている時に、のぼせた状態がそのまま乗り物酔いへと変化するというもの。
バスや電車などは、外は寒いけど中はエアコンや人混みで暑い、という状態になる事もままありますよね。
そういった時には、素直に上着を一枚脱ぐか、エアコンの暖かい風が当たらないような場所に座るようにすると、乗り物酔いの症状がいくらか緩和されると思います。
必要なら、思い切って窓を開けてしまうのもいいでしょう。
状況が許す限りの対処をしてみてください。
色んな乗り物酔いの治し方についてのまとめ
冷たいものを使ったり、ツボを押してみたり、気合でなかったことにしたり……結構乗り物酔いの記事としては、バラエティに富んだ解決法を提案している気がします。
実際になってしまうと、どうにかしてその症状を我慢しようと耐えてしまうのですが、ここで紹介したような方法で症状を緩和させる事が出来れば、大分気分的にも楽になるのではないでしょうか。
一度楽に乗り越える事が出来れば、二回目以降は案外余裕を持てるようになるものです。
どうぞ皆様も、トラウマや辛い思いを乗り越えて、楽しい乗り物ライフを送れるようになれますように!
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