「もうすぐ冬至だけど、
今年はどんなかぼちゃ料理を作ろうかな~」と
考えている方はいませんか?
実は、冬至の日に食べるかぼちゃ料理には、
地域によって様々な特色があるんです。
いろいろな地域のかぼちゃ料理を知ることができれば、
料理のレパートリーもぐっと広くなりますよね。
そこで、今回は各地方の代表的なかぼちゃ料理や、
かぼちゃの収穫量全国一位の北海道でよく食べられている
かぼちゃ料理についてご紹介します!
最後までぜひご覧くださいね!
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なぜ冬至にはかぼちゃを食べるの?
日本では、
冬至と言えば「かぼちゃを食べる」
というイメージがありますよね。
でも、そもそも、
かぼちゃは夏に収穫される夏野菜
のはずじゃなかったっけ…?
「じゃあ、なぜ冬至にかぼちゃを食べる
習慣があるんだろう?」と
思った方もいらっしゃるかもしれません。
実は、冬至にかぼちゃを食べるのには
きちんとした理由があるんです!
その理由を順にご紹介していきます!
- 長期保存することで甘みが増すから
実は、かぼちゃは長期保存できる野菜なんです。
なので、夏にとれたかぼちゃは
冬まで保存しておくことができます。
また、かぼちゃは、
収穫直後よりも3~4週間置いた方が
甘みが増すという研究結果があります。
貯蔵中に、炭水化物やでんぷんが減少し、
その代わりに還元糖、ショ糖、
果糖などの糖類が増加するそうです。
どうせ同じかぼちゃを食べるなら、
少しでも甘くておいしいほうが嬉しいですよね。
- 栄養価、特にビタミン類の含有量が高いから
かぼちゃは栄養価の高い野菜として人気ですよね。
そのなかでも特にカロテン、
ビタミンB₁、B₂、Cが
かぼちゃには豊富に含まれています。
寒い冬に栄養価の高いかぼちゃを食べることで、
風邪予防にもなりますよね。
冬至のかぼちゃ料理、北海道の風習は?
北海道は農業が盛んなことで有名ですよね。
実は、北海道はかぼちゃの収穫量が
とても多いことで知られていて、
なんと全国一位なんです。
全国の収穫量の約半分を
北海道産のかぼちゃが占めています。
北海道産のかぼちゃは
昼夜の寒暖差が激しい環境で育つため、
甘みが強くてホクホクとした味わいが楽しめますよ!
そんな北海道のかぼちゃ料理といえば、
「かぼちゃ汁粉」が有名ですね。
「かぼちゃ汁粉」は
北海道の十勝地方で生まれた郷土料理です。
汁粉のなかにかぼちゃと片栗粉を
こねたかぼちゃ団子が入ったお汁粉です。
昔、北海道ではもち米が
採れなかったことがあったため、
もちの代わりとしてかぼちゃを使った
お汁粉が生まれたそうです。
冬至のかぼちゃ料理、
各地方の代表はコレッ!
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一口に「かぼちゃ料理」と言っても、
地域ごとに様々な特徴がありますよ!
ここでは、各地方の代表的なかぼちゃ料理をご紹介します!
①岩手県「かぼちゃひっつみ」
岩手県では、「かぼちゃひっつみ」が有名です。
ひっつみは小麦粉と水をこねた団子のことです。
鍋にひっつみと炊いた小豆、
かぼちゃを入れて煮込んで作ります。
②山梨県「かぼちゃほうとう」
山梨県では、「かぼちゃほうとう」が有名です。
ほうとうは山梨県の郷土料理で、
味噌仕立ての汁のなかに小麦粉を練って作った
ほうとうを入れて食べるものです。
一緒に季節の野菜を入れますが、
そのなかでも栄養価の高いかぼちゃは欠かせない野菜だそうです。
③広島県「かぼちゃ汁」
広島県では、「かぼちゃ汁」が有名です。
味噌仕立ての汁のなかに豆腐や油揚げ、
かぼちゃが入っており、
冬至の日にこの「かぼちゃ汁」を食べると、
風邪を引かないと言われているそうです。
これが、冬至のかぼちゃ料理北海道代表!
ここでは、北海道の代表的なかぼちゃ料理、
「かぼちゃしるこ」の作り方をご紹介します。
詳しい作り方はこちらのページにのっているので、
ぜひ作ってみてください!
引用:JTCO郷土料理
http://www.piconet.co.jp/magazine/recipe/93.html
まとめ
今回は冬至のかぼちゃ料理について
紹介してきましたが、いかがでしたか?
料理にもそれぞれの地方の特色が出ていて面白いですよね。
最後にご紹介した北海道の代表的なかぼちゃ料理、
「かぼちゃしるこ」もぜひ作ってみてくださいね!
これからだんだんと寒くなりますが、
栄養満点のかぼちゃを食べて、寒い冬を乗り切りましょう!
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