花屋さんで春と秋の二季に分かれてよく見かける花と言えば、『ガーベラ』。
様々な色を持つ事でも有名なガーベラは、同時に様々な花言葉を持つ花でもあります。
今回はそんなガーベラの花言葉を、花の色や本数などに絡めて紹介していきたいと思います。
花言葉に合った気分の時に買うもよし、花言葉に合わせて気持ちを伝えるのに使うもよし、花言葉は結構人の心に響く要因でもありますから、知っておいて損はありません!
どうぞここで覚えていってくださいね。
それでは早速参りましょう!!
ガーベラの花言葉は色によって異なる?!色別のガーベラの花言葉一覧
花言葉は、色によっても意味が変わる
植物にはそれぞれ花言葉が用意されていますが、近年ではさらに細分化され、『花の色ごとの花言葉』も紹介される機会が増えました。
例えば、赤いバラなら『愛情』『情熱』『熱烈な恋』など、特に情熱的な恋愛に関わる花言葉が多く、プロポーズなどにも用いられるのは有名です。
これが白いバラとなると、『純潔』『清純』といった清らかさが前面に押し出され、
青いバラなら『夢が叶う』『奇跡』など、前向きな意味合いでの花言葉となります。
このように色によって花言葉の意味が大きく異なる花は、その色の数だけ場面に合った使い方ができます。
その為、飾る花の種類で自分の気持ちを表現したり、その時の自分の気持ちを花を通して伝えるのに適していると言えます。
ではガーベラの色別の花言葉はどんなのがあるだろうか?
それでは早速本題です。
ガーベラの花言葉は、調べた限りでは七種類ほどが紹介されています。
なので、ここではこの七色のガーベラの花言葉を、それぞれ紹介していきたいと思います。
赤いガーベラの花言葉
まず、原種と同じ赤色のガーベラの花言葉は、『神秘』『情熱』『愛情』『ロマンス』。
神秘的な恋の予感がしたり、情熱的な気持ちを伝えるのに向いているかもしれません。
ピンクのガーベラの花言葉
続いてピンク色のガーベラ。
こちらは『熱愛』『感謝』『思いやり』『崇高美』。
恋愛向けの意味もありますが、どちらかというと敬愛している相手に向けてのものが多いです。
なので、敬老の日や母の日・父の日などに向いた花色かもしれません。
オレンジのガーベラの花言葉
オレンジ色のガーベラは、『我慢強さ』『冒険心』『忍耐』といった、苦難に耐えたり、それを乗り越えようとする意味合いの言葉が続きます。
自分が苦戦している時や、大変な状態の人を応援したい時に、この色の花を贈ると喜ばれるかもしれませんね。
白いガーベラの花言葉
色とりどりの中でも存在感の強い白いガーベラは、『律儀』『純潔』『純粋』といった、清廉さや真面目さを表す花言葉が多いです。
他人の考えに染まらず意思を貫き通したい時に飾ったり、初志貫徹を目指す人に贈るといいかもしれませんね。
黄色いガーベラの花言葉
明るい黄色のガーベラの花言葉は、『光に満ちた』『親しみやすい』『優しさ』。
誰とでも打ち解ける人になりたい場合に飾ったり、明るく優しい人に「貴方みたいな人の花よ」と、花言葉を添えて贈ると好印象を与えられるかもしれませんよ。
青いガーベラの花言葉
まだ希少な青いガーベラの花言葉は、『神秘』『若き貴婦人』。
まだまだ先が解らない、不透明な状態の時に飾ったり、将来が楽しみな若い女性を表すのに向いていると言えそうです。
虹色のガーベラの花言葉
花屋さんでも特に目立つ虹色のガーベラは、元々は白いガーベラを染めたものなのですが、花言葉がちゃんと用意されています。
この色のガーベラの花言葉は『友情』。
まだ少ないですが、その分シンプルで、その気持ちを伝えるのに向いています。
新しい友人に向けて贈るのもいいですし、古くからの友人が訪れる時に飾るのもいいでしょう。
このほかにもガーベラの色は存在するが……
ここまで紹介した中で、人工的に作られた青と虹色は自然界にない為、元々は花言葉がなかった色だったようです。
ですが、近年追加され、上記のような花言葉になりました。
残念ながら紫や緑といった、同じように自然界にはなかった色のガーベラには、まだ花言葉がついていないようです。
もしかしたら将来的には、そういった色の花にも花言葉が追加されるかもしれませんので、日々進歩し続ける花言葉に注目してみるのもアリかもしれません。
ガーベラの花言葉は花の本数によって違う?!本数別のガーベラの花言葉
最近は本数によって花言葉が異なる場合がある
筆者も知らなかった事ですが、花言葉は花そのものや色別の他に、その本数によっても異なる事があるようです。
例えば『母の日』によく贈られるカーネーションは、一本ですと『感謝』という意味ですが、二本ですと『誠実』、三本ですと『幸福』……といったように、本数で大きくその意味合いが異なってくるのです。
これは意外!そして驚きですね。
ではガーベラの本数別の意味はどんなものがあるのか
ガーベラの花言葉は、色別にみても解るように、とても前向き、かつ恋愛向きのものが多いです。
そして、これが転じて花束にした際には『プロポーズ向け』の花言葉があてられる事が多いようです。
正確にはガーベラだけでなく、他にも恋愛を前向きに感じさせるような花がチョイスされた際にも、やはり同じような花言葉が付けられるようですが……
本数別の花言葉は、以下のようになっています。
1本:貴方が運命の人
3本:愛しています
4本:一生愛し続けます
6本:貴方に夢中です
8本:貴方の思いやりに感謝しています
9本:いつも一緒にいましょう
11本:最愛の人です
12本:私の妻(夫)になってください
15本:ごめんなさい
16本:不安定な愛です
17本:絶望的な愛です
40本:永遠の愛を誓います
50本:永遠に
99本:永遠に愛します
108本:結婚してください
多く紹介されているのはこのあたりですね。
花屋さんなんかだと常識のようですが、プロポーズの際には、12本で花束を作って送るのが一般的なのだとか。
また、それとなく混ぜましたが、15、16、17本の意味を見て解るように、これらの本数の示す意味は、恋愛に関してマイナスな意味合いになります。
なので、告白やプロポーズの際に選ぶのはやめたほうがよさそうです。
ガーベラの花言葉は希望!明るい思いを込めた花束はプレゼントにも!
ここまで色別、本数別の意味を紹介しましたが、ここではガーベラ全般の、種としての花言葉を紹介したいと思います。
この全般の意味として使ってもいいですし、色別、本数別の意味で考えてもいいですし、組み合わせたガーベラ特有の意味として使うのもアリのようなので……、
これも知っておくと豆知識に使えるかもしれませんよ?
それでは早速紹介しましょう!
ガーベラ全般の花言葉
ガーベラ全般の花言葉は、『希望』『常に前向き』。
とても前向きなこの花の花言葉は、苦しい状況に置かれた人の心に強い安心感と希望を与え、希望を望む人に生きる活力を与えます。
そして、前向きな人に更なる自信を与えてくれることでしょう。
この全般の意味がある事から、ガーベラは『前向きな恋愛』『希望に満ちた恋愛』を表す為、バラと並んで、告白やプロポーズの際に特に向いた花であると言われています。
もし気になる方がいるようでしたら、その意味も添えて、ガーベラの花束を贈る事を考えてみてもいいかもしれませんね。
まとめ
今回はガーベラの花言葉という事で、「どんな意味があるのかなあ」と思って調べてみたのですが、色だけでなく、本数にまで意味があるというのは驚きでした。
ガーベラ全般の意味も含め、色別、更に本数別の意味まで合わせると、かなりの数の意味合いが作られることになるんです。
これって、色数が多い花ほど増えていくことになるので、ガーベラみたいに色数が多い花は、とても使い勝手がいいって事なんですよね。
恋愛一つとっても人の心の細かい動きというのは多種多様ですので、ガーベラのように恋愛方面に向いた意味を持つ色が多いのは、花としては強みとなるんじゃないでしょうか。
花によっては色別で全く違う意味になったりする事もありますし、こういった組み合わせで、同じ花でも意味に違いが出てくるのは、面白いなと感じました。
筆者にも贈れる様な機会があれば、ここで調べた事を活かしたいと思います。
機会があれば、この記事を読んだ方が、どうか健やかな生活の中で花言葉を上手く使いこなせますように。
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