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病気やケガなど、手術しなければ治らないような状態に陥ってしまうと、本人はどうしてもナイーブになりがちですよね。

手術すれば治るとは解っていても、手術の失敗や手術した後どうなるのかなど、色々と考えてしまって、中々前向きには考えられないものです。

もしかしたら、

今、あなたの友人もそんな状況かもしれませんよね。

そんな友人のために、あなたはどんな声をかければよいのか?って、いろいろと悩んでいるのではないでしょうか?

今回はそんなあなたのために、友人を少しでも元気づけられる言葉をご紹介したいと思います。

手術前にかける言葉!友達へのメールにはどんな言葉を使えばいい?

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まず『相手は手術前である』という事を念頭に置こう

手術前というのは、どうしてもナイーブになっていたり、人によっては自暴自棄になってたりするもの。

そうでなくとも「今はとにかく心を落ち着かせたい」「余計なことを考えさせないでほしい」といった事を考えがちです。

それが大きな病気やケガなら尚の事、自分が弱っている時に、変な気負いや気遣いはさせないで欲しいと思うでしょう。

なので、いかにも「貴方を気遣ってますよ」といった言葉はかけない方が吉です。

勿論ご友人の手術です、心配なのは仕方ないのですが、心配だからと過剰にそれを伝えて相手を気遣わせてしまったり、逆に気負いさせてしまっては、その方の負担になってしまいます

まず大切なのは、『手術を受けるのはその人』という事。

そして『その人の負担にならないような言葉』を選ぶという事です。

ではどのような言葉が望ましいのだろうか?

メールでのやり取りの場合、手術を受ける側の方は、どちらかといえば、気晴らしや気分転換などで見ている場合が多いと思います。

この為、メールの内容は、例えば心落ち着くような穏やかな話や退屈が紛れるような話など、楽しめるようなものである方が良いでしょう

思わず笑ってしまうようなものでもいいですし、心が温まるような優しい言葉をかけてもいいと思います。

メールで使わない方が良い言葉

上でも言いましたように、相手が見ている状況を考えてみると、『かけない方が良い言葉』というのが分かりやすいと思います。

特に手術前ですと、ナイーブになっている事も多いですので、普段なら笑って流す事でも重く受け止めてしまったり、深く傷ついてしまう事もあるのです

特にメールなどでは笑いを取ろうとして逆効果、という事もままありますので、その方法にも気を付けるようにすると良いでしょう。

親しき中にも礼儀あり』という言葉もあるように、親しいからとつい調子に乗ってしまう事が無いように、あくまで相手を気遣った上で、「弱っている時にこの言葉をかけられたらどう受け取るのか」というのを一度二度見直して考えてみると、このような失敗はなくなるのではないかと思います。

絵文字やスラングは人を選ぶという事を考えると良い

メールというのは普通のコミュニケーションと比べ特殊で、『絵文字』や『スラング』などの文化が根付いている為、これを多用する方も多いかと思います。

ですが、こういったものを使う際には、『相手の方がそれを好むかどうか』と、『今それを送っても大丈夫かどうか』を気にしてください。

普段絵文字やスラングを使っても気にしない人でも、「こういう場面でこれを使うのはどうなの?」と気にする方はいるものです。

手術前の相手に対し絵文字やスラングを使うというのは、人によっては「TPOをわきまえない人だな」と受け取られかねない事を肝に銘じておくといいかも知れません。

折角元気づける為に送るのですから、気持ちよく受け取ってもらいたいでしょうし、この辺りは相手の方の好みや気持ちも考えてあげてくださいね。

手術前にかける言葉は本人の気持ちが少しでも前向きになるように?!

入院介護

自分一人ではどうしても気持ちが弱くなってしまいがち

大きな手術になると、どうしても患者の方の気持ちは「ほんとうに大丈夫なんだろうか」「私はこの手術を受けたら死んでしまうんじゃ」と、後ろ向きになりがちです。

仮に成功率が高い手術だったとしても、病気やケガそのものが命に関わらないものだったとしても、手術が自分の身体に関わるものである以上、どうしてもこれは避けては通れないものでしょう

このような時大切なのは、『親しい人による前向きな言葉』これに尽きます。

人はやはり、前向きな考え方を持つことによって『生きたい』『元気になってまた遊びたい』『無事退院して仕事に戻りたい』と願えるようになりますので、その着火点となる『前向きな言葉』はとても大切です。

では、どのような言葉が前向きなのだろうか

前向きと言われても、実際にどういった言葉をかけたらいいか、迷う事もあるかも知れません。

これはあくまでも一例なのですが、「ここを乗り越えれば君の勝ちさ」「私も付いてるから、病気に負けないでね」といったように、

とにかく今を乗り越えたいと感じさせる言葉』や、『一人で戦っている訳ではないと感じさせる言葉』をかける事で、いくらか前向きな気持ちになってくれるのではないでしょうか?

逆にかけない方が良い言葉などはあるのだろうか?

患者さんには、できるだけポジティブな考えになってもらう事が大切ですので、ネガティブになってしまうような言葉は使わない方が良いでしょう。

例としては「普段の生活が乱れてるからこんな風になるんだ」といったお説教、「そういう病気の家系なの?
といった本人ではどうにもならない部分に対しての、無思慮・無遠慮な一言、「信仰心が足りないから」「〇〇をしなかったからこうなった」といった宗教・思想的な決めつけ、「この病気で死ななかった人もいるから大丈夫」といった、専門知識もないのに聞きかじりで医療知識を語るなど、

基本的に相手を思いやらないものであったり、自分の知識や思想を押し付けるものであったりするものは、このような場面でかける言葉としては不適切と言えそうです。

特に病気やケガに関しては、患者さん本人が、既に反省していたり後悔していたりする事もありますので、「そんな事今更言われなくても解ってるよ!」「今そんな事を言わなくてもいいじゃないか!」と、余計に辛い気持ちになってしまうかもしれません。

どうか、かける言葉一つであっても、相手の事を考え、傷つける事のないように心がけましょう。

手術前にかける言葉は過去より未来?!本人の気持ちが上向く言葉とは?!

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過去より未来を考えさせることがポジティブな思考に繋がる

ここまでで、『できるだけ前向きに』『ポジティブに』と強調し続けましたが、その為に特に重要なのが『未来を考えさせること』です。

これは特に難しいことではなく、例えば手術が成功した時の事を考えさせるものであったり、退院した後の事を考えさせるような一言をかける事で、患者さんが手術に対して前向きな姿勢になる、というものです。

未来を考えさせる言葉の一例

このようなものの例としては、「退院したらまた一緒に遊びましょうね」といった、退院後の予約や、「君が戻ってくるのを皆待ってるんだよ」といった、退院して復帰する事を楽しみに感じられる言葉、「手術が終わったら〇〇してあげる」といった、術後のご褒美など、『手術が成功する事前提』の言葉がこれにあてはまります。

とにかく、手術が上手く行った後の事を話すのです

それだけで気持ちが前向きになりやすくなるでしょう。

未来志向の言葉でも、やってはいけない事はある

ただし、重要なことが一つあります。

それは『嘘をつかない』という事。

例えば、とても絶望的な状態に陥っている患者さんに対し、少しでも元気づけようと嘘をついてしまう事もあるかもしれません。

ですが、それが嘘だと患者さん本人にばれた時、それまで抱いていた希望がそのまま絶望になってしまいます

絶望というのは希望との落差が激しいほどに辛いものになります

そして気持ちまで絶望に傾いてしまうと、それだけ本人の「生きたい」という気持ちも下がり、場合によってはそれが元で助かるものも助からなくなったりします

この『』の使い方はとても難しく、上手く使う事が出来れば確かに生きる意欲を生み出す『優しい嘘』ともなりますが、よほどでない限り、嘘はつかずに済ませられるのが好ましいです

そのような方を元気づけたいのならば、無理に嘘をついてまで未来を語るのではなく

例えば、現状のままでも楽しく考えられるような、「考え方を変えられるような言葉」をかけるといいでしょう。

例えば、「これからは沢山笑って沢山楽しんで生きよう」といった生き方そのものをポジティブに切り替えるような提案や、「頑張り過ぎずに、自分のペースで生きていこう」といった無理をし過ぎない様な生き方の提案などをすると、かけられた方も重く受け止め過ぎず、心の負担も軽減できていいのではないでしょうか?

まとめ

今回は、中々に難しいテーマだったと思います。

これって人によっても結構言葉の受け取り方が違ってしまって、

例えば、「ポジティブに」と前向きな言葉をかけても、「そんな無理に頑張れって言わないでよ」と、かえって負担のように感じられたりもしますし、

逆にネガティブな言葉によって、「そんな事言うならやってやるわよ!!」と、怒りや反骨心によって生きる気力を取り戻す人も、中にいると思うのです。

なので、こういう状況で一番重要なのは、『その人の人となりをよく知っておくこと』これに尽きると思うんですよね。

親友って言えるほど親しい相手なら、その親友が弱ってる時にかけるべき言葉も、なんとなく浮かぶかもしれません。

相手が傷つかないような言葉をかけるべきなのか、むしろ煽ってやる気を取り戻させるべきなのかが解るなら、最適解はその人の中にこそあると言えるでしょう。

ですが、例えば知り合って間もない相手だとか、なんとなく一緒にいるだけの友人というなら、そこまで深くは知らない訳で。

そういった友人に対してかける言葉なら、そこまで深い物であったり、何らか意図して考える必要はないと思うのです。

あたりさわりのないような事を言っておけば、とりあえずその場はそれで済むでしょうから、むしろ知ったような事は言わない方が吉かもしれません

上の方の見出しで紹介した『かけない方が良い言葉』というのは、多くの場合、深く知っている訳ではない友人知人からの、知ったような、聞きかじりの、あるいは押しつけがましい言葉だったりするのです

そういったものは避けた方が良いんじゃないかなあと思います。

でも、かける言葉に悩むくらいに自分の事を考えてくれる友人って、結構得難いもののような気がします。

そういう言葉をかけたいと思うくらいに大切な相手なら、きっと相手の事を考えてあげれば、自然と相手を元気づけられる、前向きな言葉になるんじゃないかなあと。

どうかこれを読んだ方が、手術前のナイーブになっているご友人を元気づけられますように。

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