サラダなどによく使われる生玉ねぎ。
薄くスライスして食べると、
シャキシャキした食感がとてもおいしいですよね~
でも、「なぜか生玉ねぎを食べると
腹痛が起きるんだけど…」という方はいませんか?
実は、玉ねぎに含まれているある成分が
腹痛を起こしやすくしているんです!
でも、できることなら腹痛を起こさずに
おいしく生玉ねぎを食べたいですよね。
そこで今回は、
生玉ねぎを食べたときに腹痛が起きる原因と、
その対処法もご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください!
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生玉ねぎを食べたときの腹痛の原因は?
なぜ、生玉ねぎを食べると
腹痛が起きることがあるんでしょうか?
実は、玉ねぎに含まれている
アリシンという成分に原因があるんです!
アリシンには殺菌作用があるので、
生玉ねぎを食べると、このアリシンが胃に刺激を与えます。
そのため胃酸が過剰に分泌され、腹痛が起きてしまうんですね。
また、玉ねぎにはケセルチンという成分も含まれています。
ケセルチンには筋肉を緩める働きがあるので、
生玉ねぎを食べることで胃の入り口の筋肉が緩みます。
すると、過剰に分泌された胃酸が逆流しやすくなって、
腹痛が起きてしまうことがあるんです。
玉ねぎは、血液をサラサラにしてくれるなど
健康に嬉しい効果もありますが、
刺激成分も含まれているので、
人によっては腹痛を起こしてしまうことがあるんですね!
できるだけ腹痛になりにくくする食べ方は?
玉ねぎには、腹痛を起こしやすい成分が
たくさん含まれていることが分かりましたね。
でも中には、「腹痛になりやすいのは分かってるけど、
どうしても生で玉ねぎを食べたい!」なんて方もいると思います。
そんな方もあきらめなくて大丈夫ですよ!
できるだけ腹痛になりにくくする
生玉ねぎの食べ方をご紹介します!
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ちょっとだけ下処理の方法を工夫するだけで、
腹痛を起こしにくくすることができるんです!
- 玉ねぎの繊維を切るようにして薄くスライスする。まずは、玉ねぎの繊維を切るようにして薄くスライスします。
繊維を断ち切るように切ることで玉ねぎの細胞が壊れるので、
辛み成分や刺激成分が抜けやすくなるんです。 - 水にさらすor常温でしばらく置いておく。玉ねぎを薄くスライスしたら、水にさらすか、
常温でしばらく置いておきましょう。玉ねぎの成分は水溶性なので、
水にさらすと刺激成分が溶けてしまうんです。また空気に触れさせても刺激成分が抜けていくので、
常温でしばらく置いておくのもいいでしょう。ちなみに、水にさらすとパリッとして食感もよくなるので、
おいしく食べたい方は水にさらすことをおすすめしますよ~ - 電子レンジで30秒~1分間チンする。「繊維を切るようにスライスしたし、
水にもさらしたけどやっぱり心配!」という方は、
さらに電子レンジで30秒~1分間チンしましょう。チンすることで生玉ねぎとは
言えなくなってしまうかもしれませんが、
どうしても心配な方はチンして加熱してしまえば安心ですよ。
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生玉ねぎを食べた後、
少しでも腹痛になりにくくする方法をご紹介!
それでも「生玉ねぎを食べたら、
やっぱり腹痛になってしまった…」という方に、
以下の方法をご紹介します。
- 白湯を飲む。まずは温かい飲み物を飲みましょう。
白湯は胃への刺激が少ないので、
胃酸の分泌を抑えることができておすすめです。コーヒーなどのカフェインが多く含まれている飲み物や、
コーラなどの炭酸飲料などは症状を悪化させてしまうことがあるので、
飲まないようにしてください。 - 食後にヨーグルトを食べる例えばヨーグルトは善玉菌を増やすので、
生玉ねぎで荒れてしまった腸内環境を整えることができます。とはいえ、生玉ねぎで腹痛を起こしているときに
無理して他の物を食べる必要はありません。自分の体調と相談しながら、
もし食べられそうならヨーグルトなどの
腸内環境を整える食べ物を食べるようにしてくださいね。
まとめ
今回は、生玉ねぎを食べたときに腹痛が起きる原因と、
その対処法についてご紹介してきましたが、
いかがでしたか?
シャキシャキした食感が魅力的な生玉ねぎ、
できるだけ腹痛を起こさずおいしく食べたいですよね!
「生玉ねぎを食べると腹痛が起きやすい…」という方は、
今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてくださいね!
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