元々は南方の野菜であるゴーヤですが
その高い栄養価が注目され
今や全国的に食べられるようになりました。
「120歳まで生きる!」
と、豪語する筆者の母も
東北にいながら、そのゴーヤの魅力にはまり
夏にはグリーンカーテンとして栽培しています。
インパクトのある見た目と味に
筆者は、目で見て「なんだこれ!?」
食べてみて「なんだこの苦さっ!」
と、思ったものです。
そんなゴーヤ「体にいい」
ことはわかりますが
実際どんなふうに「体にいい」のか知っていますか?
そこで、ゴーヤの栄養と効果について
まとめてみました。
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苦みがあるから好き嫌いも⁈
ゴーヤに含まれる豊かな栄養と効果
ゴーヤは、ゴツゴツした見た目と
なんと言っても、あの「苦味」が特徴的ですね。
あの苦みがおいしい!という人から
あの苦みが苦手…という人まで様々です。
子供は、ピーマン以上に嫌いな子が
多いのではないでしょうか?
しかし、ゴーヤには
沢山の栄養素が含まれています。
ゴーヤの注目すべき栄養成分は
- ビタミンC
- カリウム
- 葉酸
この3つ!
ビタミンC
ビタミンCには
美容にいいとされるコラーゲンや
抗ストレスホルモンの生成サポートをしてくれたり
免疫力の向上と抗酸化作用の働きがあります。
一日に必要とされるビタミンCは
成人で約100㎎ですが
ゴーヤには、100gあたり
なんと!約76㎎も含まれているのです。
しかも、加熱しても
ビタミンCは
ほとんど失われることがありません。
カリウム
カリウムには心臓機能や筋肉機能を調整し
むくみ解消や血圧を下げる作用があります。
カリウムが不足すると
体のだるさを引き起こしたり
イライラしやすくなってしまいます。
葉酸
葉酸は身体の細胞が作られるときに
とても重要な栄養素です。
細胞の再生を助け
胎児の成長を助けます。
おなかの赤ちゃんにとって
なくてはならない栄養素が
この葉酸なのです。
その他、貧血予防
心臓病や動脈硬化の予防や
肺がんの予防にも作用があるとされています。
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ゴーヤは低カロリー⁈
でも食べすぎに注意!
摂取量が多いと良くない?
ゴーヤのカロリーは100gあたり17kcalと低く
食物繊維も多く含むため
ダイエットにも効果的だと思う方も多いようですが
食べすぎには、くれぐれも注意してください。
ゴーヤには「モモルデシン」という苦み成分があります。
このモモルデシンは胃液の分泌を促し
食欲を増進させる作用があります。
しかし、食べすぎると胃液が過剰分泌されてしまい
胃痛・吐き気を引き起こす原因になってしまいます。
その他、腹痛・下痢の原因にもなるので
注意が必要です。
どれくらいの量を食べるのがちょうどいいのか?
というのは決まっておらず
人によって違います。
ゴーヤを食べて、具合が悪くなった…
という場合は
「食べすぎ」だと思ってください。
ゴーヤチャンプルーは栄養豊富!
苦みを取り除く下ごしらえの方法
ゴーヤの代表料理と言えば
ゴーヤチャンプルーですね!
ゴーヤチャンプルーの材料は
主に、ゴーヤ・豚肉・木綿豆腐・卵ですが
それぞれがすべて栄養効果の高い食材です。
しかし、そんな栄養満点のゴーヤチャンプルーですが
ゴーヤの苦みが苦手で
ついつい、ゴーヤをさけて食べてしまっている人も
いるのではないでしょうか?
ピーマンが苦みをおさえる切り方があるように
ゴーヤにも、そんな切り方がないだろうか?
と思い、調べてみました!
どうやら、薄く切るのがポイントのようです。
ゴーヤのシャキシャキ感を失わないよう
2~3㎜に切るのがいいのだとか…
炒める場合には5㎜くらいがちょうどいいようです。
薄く切ったら塩もみし
水気を十分に切って使用してください。
それでも、まだ苦みが気になる方は
塩もみ後、手早く水洗いするか
水にサッとさらします。
それでも、まだ苦い!
という場合には、塩もみ後10秒ほどゆで
冷水に取り、粗熱を取ったら
しっかり水切りしましょう。
ただ、ゴーヤに含まれるビタミンCが
水に溶けだしてしまわないよう
気を付けてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
美容にもよく
健康にもよいゴーヤ。
ゴーヤと言えば夏というイメージですが
今は年中売っている野菜です。
今まで苦手で避けてたけど…
という方も
ぜひ、ゴーヤを食べてみてはいかがでしょう?
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