いつでもどこでも正確な時間を測りたい時、
ズレが適時修正される電波時計は心強い味方ですよね。
ですが、
そんな電波時計がある時ズレてしまって……
という経験のある方もいらっしゃるのでは?
今回はそんな方や
これから電波時計を使おうという方の為に、
電波時計の仕組みから
狂ってしまう原因や対策まで、
分かりやすく紹介していきたいと思います。
何事も知っていれば恐れる事もありません!
知識として吸収し、
いつでも対策できるようにしておきましょう!
それでは早速参りますよ!!
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そもそも電波時計とはどんな仕組み?
電波時計の特徴
電波時計というのは、普通の時計と異なり、
『標準電波』を受診し、
誤差を修正する機能を持つ時計の事を指します。
つまり、『絶対にズレない時計』ではなく、
『定期的に修正し続ける事でズレがなくなる時計』という事です。
この機能のない時計は
手動でズレを修正しますが、
電波時計は自動的に、
かつ現状の時刻のものに修正される為、
手動調整の手間がかからないというのが特徴です。
サマータイムやうるう秒も修正可能
電波時計が参考にしているのは
『標準電波』の情報の為、
サマータイムやうるう秒といった、
普通の時計では見過ごしがちな
時間のズレにも対応が可能です。
電波受信する事で自動的に修正される為、
着用者が季節ごとの
微妙な時間のズレなどの知識がなくとも、
問題なく使用する事が出来るのが強みです。
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電波時計が狂う仕組み
多少の時間のズレの場合
一秒未満のズレの場合、
それほど気にする問題ではありません。
これは電波受信後の演算処理や
元々の針の動きなどで生じる誤差で、
毎日修正されるものです。
これによる時間のズレの蓄積は
ほとんど存在しません。
何秒もズレている場合
何秒もズレてしまう場合、
自動受信機能に
何らかの障害が発生しているか、
磁気や静電気などの影響で
針の位置がずれている可能性があります。
きちんと電波受信が可能な状態か
また、受信可能な場所であるか、
強い磁場が近くにないかなどに注意し、
電波が受信しやすい場所で
強制受信するようにすると、
元通りになるようです。
海外旅行後の帰国時にはズレている
海外など、
時差が発生する場所に旅行した後に
帰国すると、
時間がズレている事があります。
これは『時差修正機能』といって、
国ごとの時差や、
サマータイムなどを修正する機能を
解除せずに帰国する事で、
その国での標準時刻と日本の標準時刻とで、
ズレが発生してしまった結果、
このようなことになるのです。
この為、こういった機能を一旦解除し、
受信しやすい場所で強制受信する事で、
元の状態に戻すことができるようになります。
時刻が全く見当違いの位置になっている
これはパソコンやテレビなど、
ノイズを発生させる家電の近くにある事で
そのノイズが影響して、
時刻がくるってしまうのです。
ノイズ元となる家電から離れ、
受信しやすい場所で強制受信する事で、
元通りにする事が出来ます。
また、このような状況のまま
針の動きが遅くなっていたり、
不規則になっている場合、
電池切れの可能性もありますので、
電池を交換したり、
ソーラー電池式でしたら
日の当たる所に置く等、
必要な措置を取る事で回復できる場合もあります。
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電波時計を狂わせない対策はコレ!
まず磁気やノイズが発生する場所は避ける
電波時計の天敵は磁気とノイズです。
どちらも家庭内にある
家電などによって発生する為、
電波時計を保管する場所には注意しましょう。
例えば、
テレビやラジオ、パソコンなどの家電、
マグネットなどの磁石製品、
これらの近くに置くのを避けるだけでも、
ある程度対策にはなります。
また、外出先であっても、
電波塔やテレビ局、放送局など、
強い電波が発信される場所に行く際には、
使わないように意識するといいかもしれません。
静電気は意外な故障原因
体質などで静電気を貯めこみやすい人や、
衣服などの組み合わせで
静電気が発生しやすい状況であったり、
冬場など乾燥している場所では
電波時計が静電気に晒されやすく、
それによって
時刻が狂ってしまう事もあると言われています。
静電気を回避する為には、
セーターやマフラーなどとの併用は避けるか、
使う場合は
静電気を回避するためのグッズの導入などを考え、
電波時計が静電気に晒されないように
注意する事も大切です。
電池は定期的に交換する
電池の交換を定期的に行う事で、
時刻のズレが発生しにくくなります。
時計の電池交換は
忘れた頃に時期が来る事も多く、
止まった時になって交換するという方も
多いのではないでしょうか。
なので、
ある程度の時期になったら交換する、
というルールを自分の中で作り、
それに基づいて交換する事で、
時刻のズレを未然に防ぎ、
常に時計を最適の状態のまま使える
というメリットがあります。
また、ソーラー電池式の場合、
日常的に陽に当たるようにつけていたり、
置き場所が陽当たりの良い場所であればいいですし、
家庭内の電灯の明かり程度でも
充電されるものもありますので、
こういったものは交換の手間も無く便利です。
電波が届きにくい場所で使う場合、中継器を使うという手も
マンションの奥まった場所や地下など、
電波の届きにくい場所では、
電波時計は電波を受信できず、
ズレてしまう事も多々あります。
このような状況を回避する為、
中継器を用意する事で、
電波の届きにくい場所でも
利用する事が出来るようになります。
中継器は、市販されているものもありますし、
近年ではスマホでも
中継できる機能を持ったアプリが開発され、
誰でも使えるようになっています。
「どうしてもここで電波時計が使いたいんだ!」
という方にはこういったものの活用も、
一考の余地があると思います。
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電波時計が狂う原因について調べてみたまとめと感想などを
電波時計、よく狂うんですよね。
筆者も社会人になってすぐの頃買ったのですが、
体質が合わないのかすぐにダメになってしまいました。
静電気体質というのは意外とよくあるものらしく、
普通の人より静電気を貯めこみやすいようです。
そして、これが元で電波時計など、
電波を参考に動くアイテムが使えなくなるという、
ちょっと悲しい体質なのです。
体質はともかく、
電波時計は様々な理由で狂ってしまう為、
使う際には相応に気を付ける必要があるようですね。
どうぞこの記事を読んだ方が、
電波時計のズレずに、適切に対応できますように。
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