食関連

オクラの栄養と効果効能!オクラに含まれる栄養は加熱で減少する?

オクラ1

ネバネバして美味しい夏野菜といえば、オクラです。

納豆などもそうですが、ネバネバしたものって栄養があるイメージがありますよね。

では、オクラの栄養は実際どうなのでしょうか?

結論から言うと、オクラはとても栄養豊かな野菜です。

ではどのような栄養素があるのか?

今回の記事では、生で食べるのと加熱して食べるのとでは、どちらがオクラの栄養を効果的に摂れるのか?

など、

オクラについて紹介していきます。

オクラに含まれる栄養は加熱に強い!?オクラを茹でる方法は?

オクラ2

オクラの栄養を効率的に摂れる方法は、生で食べるか短時間に茹でることです。

野菜を加熱すると栄養が落ちそうなイメージですが、オクラの栄養は少しの加熱では変わりません。

ですが、茹ですぎると食感も栄養も落ちてしまいますから、短時間でサッと茹でるのが大事です。

茹で時間はだいたい1分30秒ぐらいです。

下ごしらえも重要になりますので、下ごしらえとオクラの茹で方を紹介しますね。

オクラの下ごしらえと茹で方
  1. オクラのヘタとガクの部分を切り取ります。
  2. オクラに塩をまぶしてまな板の上で転がし、板ずりをしてオクラのうぶ毛を取ります。
  3. 鍋にお湯を沸かして、板ずりしたオクラを入れます。
  4. 中火で1分半ほど茹でます。
  5. ゆであがったら、ざるにオクラをうつして氷水か冷たい水にいれて、オクラを冷まします。

また茹でておけば、冷凍保存もできますよ。

オクラは栄養豊かな野菜!生活習慣病の予防などが期待できる効果効能も?

オクラ3

ここでオクラには、どんな栄養があるのか紹介します。

オクラのネバネバに健康のための栄養素があります。

それが、ペクチン、ガラクテン、アラパン、という水溶性食物繊維の成分です。

ペクチン

オクラに含まれているペクチンという成分は、コレストロールを抑制する作用があり、血糖値上昇を抑える効果があります。

ガラクタン アラバン

ガラクタン、アラバンという成分は、ガンの抑制、血圧低下、動脈硬化の予防に効果があります。

ペクチン、ガラクタン、アラバンは水溶性食物繊維なので、熱に弱いのですが、先ほど紹介したサッと茹でる程度なら栄養素が失われることはありません。

オクラを切ることで、さらにネバネバがアップするので、これらの効果をより効果的に摂るためには、食べるときは、細かく切って食べるのが、おすすめです。

またオクラには、βカロテン、カリウム、カルシウムも豊富に含まれています。

βカロテン

オクラに含まれているβカロテンは、レタスのおよそ三倍といわれています。

美肌効果、がん予防、動脈硬化の予防に効果があります。

カリウム カルシウム

カリウムは塩分を体外に排出してくれる働きがあるので、高血圧の予防に効果があります。またカルシウムが豊富ですので、骨を丈夫にしてくれます。

このようにオクラには、さまざまな効能効果があり、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防には最適な野菜といえるのではないでしょうか。

オクラの栄養を丸ごと摂れる?簡単にできるおすすめレシピ

オクラのおひたし

ここでオクラの栄養を丸ごと摂れて、簡単にできるレシピを紹介します。

オクラの下ごしらえは先ほど紹介したのを参考にしてください。

オクラのおひたし

用意するもの
  • オクラ10本
  • 調味料A(水150ml、顆粒だし小さじ2、みりん大さじ1、醬油小さじ1)
  • かつお節 適量
作り方
  1. 調味料Aを小鍋に入れて、ひと煮立ちさせ、冷まします。
  2. オクラを下ごしらえします。オクラが温かいうちに1に入れて、漬け込みます。
  3. 味がなじんだら、お皿に盛り付けてかつお節をかけたら、出来上がりです。

切って食べてもいいですし、そのまま1本で食べても美味しいです。

オクラ納豆

用意するもの
  • 納豆 1パック
  • オクラ 5本
  • かつお節
  • 醬油 大さじ1
作り方
  1. 下ごしらえしたオクラを、細かく切ります。
  2. 納豆を混ぜ、1と、醬油、かつお節を入れて混ぜて出来上がりです。

お好みで、ネギを入れてもいいです。

さらに、いかの刺身を細かく切って混ぜて食べるなんていうのも美味しいですよ。

その他にはオクラを細かく切って、ソーメンの薬味として、食べたりなどもおすすめです。

まとめ

オクラの栄養について紹介しましたが、いかがでしたか?

オクラの栄養は栄養が豊富で、生活習慣病の予防だけではなく、美肌効果などの効果もあるので、健康と美容のために積極的に食べて行きたい野菜でしたね。

オクラの旬は夏ですから、夏場になり、スーパーで見かけたら、ぜひ手にとっていつものお料理に加えて、食べていただきたいです。

旬の時期に旬のものを食べて、健康維持に努めていきましょう!

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