生活の知恵

キズパワーパッド!治癒力を高める使い方と交換のタイミング

CMなどでも、
おなじみのキズパワーパッドですが、
みなさんは、使ったことがありますか?

自然治癒力を高める絆創膏のようですが、
一般的な絆創膏との違いは何なのでしょうか?

今回は、
キズパワーパッドの治癒力を高める使い方や
交換のタイミング、注意点など気になる点を
紹介したいと思います。

[quads id=1]

逆効果?怪我の治りを早めるためには消毒液よりも水がおすすめ!?

小さい頃など転んで、
ひざにすり傷が出来た!という経験は、
みなさんもあると思います。

そんな時、
消毒液をつけて絆創膏やガーゼを張って、
傷の処置などしてもらいましたよね?

消毒液はすごくしみるので、
嫌だった思い出が私にもあります。

家の救急箱には常に消毒液があったと思います。

そんな大活躍の消毒液ですが、
最近では軽度の傷の場合は、
消毒液ではなく、
水で傷を洗い流す方がいいといわれています。

消毒液をつけると、
確かに傷に付着したばい菌などを
消毒してくれますが、
傷を直してくれる細胞までも除去してしまうのです。

人間には自然治癒力があり、
消毒液を使ってしまうと、
その力を減らすことになっているのです。

ですから、
傷などは付着したごみ(泥、砂など)を
水で洗い流す方が治りが早いといわれています。

あと、昔は傷などを乾かしたりしませんでしたか?

それも今は良くないとされています。

今は傷口を乾燥させず、湿った状態を保つ
「湿潤療法」(モイストヒーリング)が
良いとされています。

この「湿潤療法」ができる絆創膏が、
キズパワーパッドなのです。

[quads id=2]

キズパワーパッドを効果的に使うコツ!治癒力を高める裏技

傷口からは治癒力を高めるために、
体液(滲出液)が出て来ます。

それを保つのが「湿潤療法」なのですが、
キズパワーパッドはその体液(滲出液)を
保ってくれます。

ここではキズパワーパッドの効果的な
使い方をご紹介します。

効果的な使い方
  1. 傷口を水で洗います。
  2. 清潔なタオルやテッシュペーパーなどで水気を取り、
    傷よりひと回り大きいキズパワーパッドを選びます。
  3. 傷口が乾く前に、キズパワーパッドを貼ります。
    体液(滲出液)が白いゲル状になって膨らんできます。
  4. 経過を観察します。
    傷が回復して皮膚が再生されると、
    貼り変えても体液(滲出液)がでなくなり、
    白く膨らまなくなります。

キズパワーパッドの効果をさらに発揮させる裏技として、

裏技
  • 消毒液、クリームをつけないでください。
  • 個包装から取り出した時に、両手で1分温めてください。
  • 貼った後もパッドを手のひらにおおって1分間温めてください。

そして、傷の経過観察をしっかりとしてくださいね。

傷が塞がっても触らずに、
しばらくパッドをつけて、

日光から守ることで
色素沈着を防ぐことが出来て、

傷跡も残りづらくなるようですよ。

ひじ、ひざ用、靴擦れ用、
ジャンボサイズなど、
たくさん種類もありますから、
使用箇所によって使い分けるのも、
治癒力を高める方法だと思います。

[quads id=4]

キズパワーパッドの交換はいつ!?貼り変える際の注意点

次は、
キズパワーパッドの交換のタイミングや
貼り変える際の注意点をご紹介します。

キズパワーパッドの効果を発揮させるには、
できるだけ長い間貼っておいた方が、
体液(滲出液)が保たれて、
傷の治りやすい環境が維持できます。

ですが、
キズパワーパッドの端が剝がれてきたり、
体液(滲出液)の白いふくらみが、
キズパワーパッドの端まで達した時は
傷の密封が出来なくなり、
感染や化膿しやすくなるため交換、
貼り変えが必要です。

また、貼り変える際に、
再生したばかりの表皮(皮膚)を
はがしてしまう恐れもありますので、
キズパワーパッドの端を
軽く横に引っ張りながら、
ゆっくりとはがしてください。

そして、貼り変える際は、
水道水で傷を洗い流してください。

傷の経過観察をして、
感染の症状(ズキズキいたむ、膿がある)が
ないかも確認してください。

異常があった場合は使用を中止し、
医療機関を受診するようにしましょう。

まとめ

キズパワーパッドについて紹介しましたが、
いかがでしたか?

大事なポイントは、
モイストヒーリング(湿潤療法)です。

モイストヒーリング(湿潤療法)ができる
キズパワーパッドは他の絆創膏よりも、
傷の治りが早いといえると思います。

そして、二歳以下の幼児や深い傷、
広範囲のやけどなどには、
使用出来ませんのでご注意くださいね。

[quads id=3]

-生活の知恵