街を歩いたりしていると、たまにすごくがっしりとした人と出会う事ありますよね。
逆に小柄な方とか、色んな人が街中にはいたりするものですが、
ふと、「この人達の肩幅っていくつくらいなのかな?」とか、「いくつくらいからこの人達はこういう肩幅になったんだろう?」と思った事は、ありませんか?
今回はそんな方の為に、性別ごと、年齢ごとなど、様々な角度で肩幅について紹介していきたいと思います。
実生活にはあまり役に立たないかもしれないけど、ふと気になった事っていつまでも気になってしまう事なので、この際にすっきりしてしまいましょう!
それでは早速参りますよ!!
肩幅の平均サイズ!男性の肩幅はどのくらい?広くする方法ってある?
男性の平均的な肩幅はいくつ?
経済産業省のまとめた『主要寸法項目の年代別平均値』のバイデルトイド(肩幅間隔)の項目を見てみると、成人男性の平均的な肩幅(年齢別)の数値が出ています。
例えば
20代前半の男性なら44.9cm。
30代前半なら46.6cmと言ったように、
年代によって結構ばらつきがある
というのが、お分かりいただけると思います。
これらの数値を簡単に計算して平均値を算出すると、『45.1cm』。
これが成人男性全体の平均的な肩幅という事になりそうです。
年代別に見ますと、
一番広いのは30代前半の46.6cm。
一番狭いのは70代後半の42.3cmです。
肩幅を広くする方法はあるのだろうか?
肩幅を広げるには、成長期の段階で肩をよく使う運動をすると、その分、肩の筋肉や骨などが成長しやすいのですが、成人してからでは、骨格で肩幅を広げるのは難しくなります。
この為、成人してから肩幅を広げたい方は、筋力トレーニングによって筋肉を鍛え、肩幅を広げる方法が主になります。
実際にどんなトレーニングをすると肩幅が広がるのか
肩幅を広げたい場合、『三角筋』と呼ばれる筋肉を鍛える事が重要になります。
三角筋を鍛えるには、ダンベルを持った状態で顔の横から真上へダンベルを持ち上げる『ショルダープレス』や、ダンベルを持った腕が水平になるように広げる『サイドレイズ』などのトレーニングが有効です。
筋力に自信のある方は、懸垂や逆立ち腕立てなどをする事で、より効果的に筋力をつける事が出来るかもしれません。
女性の肩幅サイズの平均はどれくらい?肩幅の広さは変えられる?
女性の平均的な肩幅はいくつ?
最初の見出しにもあった『主要寸法項目の年代別平均値』を見ますと、女性の平均値は『40.5cm』。
男性平均より4.6cm狭くなっているようです。
年代別に見ますと、
一番肩幅が広いのは40代前半の41.1cm。
一番狭いのは70代後半の39.0cm。
男女ともに30代・40代をピークに、それ以降は狭くなっていくようです。
肩幅の広さは変えられるのだろうか?
肩幅は広ければ良いというものでもありません。
特に女性はオシャレなどを考える際に、肩幅が広すぎるとそれだけ選択肢が狭まるというデメリットもあります。
ですので、「できれば肩幅は狭い方が……」という方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
肩幅を広げる際には三角筋を鍛えればいいのですが…、
では縮めたい場合は…?
そんな時に、あるストレスッチをすると効果がある、という情報を見つけました!
肩幅を狭くするストレッチ
ここで紹介するのは、準備運動などでもよくやる動作。
一つ目は『肩回し』。
座りながらでもできる簡単なストレッチです。
方法は以下の通り。
- 姿勢をまっすぐにし、両手を上げて両肩を掴む。
- そのまま肘が顔の前でくっつくようにぐるりと5回回す。
- 回し終わったら逆回転。
- これを湯上りなどに行う。
たったこれだけです。
二つ目は『後ろ腕上げ』。
これだけのシンプルなものなのですが、肩甲骨に刺激を与えるには十分な効果となるようです。
そんなにスペースも取りませんし、仕事の合間や暇な時などに、ちょちょっとやるのに向いてるかもしれませんよ?
どうぞお試しあれ!
肩幅の平均サイズは身長や年代でも異なる!?理想のバランス比率とは?
肩幅は主に身長と関わりがある
上の見出しで紹介したように、肩幅の平均は年代によつて違いがありますが、それ以上に大きな違いがあるのが『身長』。
そう、身長が高ければ高いほど肩幅は広がり、低ければ低いほど、肩幅は狭くなっていく傾向が強いのです。
つまり、身長が高くなれば、肩幅も広くなっていく。
もし貴方が成長期で、肩幅を広くしたいのであれば、背が高くなるように規則正しい生活を送るようにしたり、
背が伸びる様にきちんとした食事を取ったり、継続的な運動を行う事で、肩幅も広くなっていくかもしれません。
年代によって肩幅の広さが変わるのは何故だろうか?
上で紹介したように、肩幅というのは身長、ひいては成長期にどんな生活をしていたか、というのが大きく関係するものと思われます。
ですので、加齢によって狭くなっていく50代以降は別としても、成人の中で違いがあるのは、年代ごとの未成年の生育環境が、時代によって異なっているから、というのも関係あるかもしれません。
例えば受験が過酷な時代の方は睡眠時間は減少しますので、過酷になる前や落ち着いた年代と比べれば成長率は減少し、当然その分肩幅にも影響が出ます。
学校や家庭でのストレスや悩みなど、様々な問題が多い現代では、些細なことが原因で成長阻害が起きやすくもなりますし、
逆にそれらの要因が減少すれば、その分肩幅の平均値にも、ある程度プラスの影響は出るかもしれません。
理想の肩幅とはどんなものを指すのだろうか?
肩幅に関しては、実生活をするうえでどんな環境にあるのかが、最も重要な要素かと思われます。
例えば日常的に着る衣服も、一般的なサイズならどこでも買えますが、そこから外れるにしたがって店舗で取り扱う数が減ったり、ネット通販などでなくては購入できない事もあるのです。
あるいは、車や電車などでも、一般の人と同じ座席に座る事になりますので、肩幅が広ければそれだけ座り難くなったりもします。
こういった問題から、それらの問題で不便なく生活できる範囲、というのが理想的なサイズなのかもしれませんが、職業によっては、肩幅が広いことでむしろ好都合なことになったり、逆に肩幅が狭いことで「かわいい!」と言われる事もあったりと、世の中何がプラスに働くか解らない事も増えてきました。
ご自身の置かれた環境と加味して、何が最適解なのかを考えてみると、おのずと理想的な肩幅が、どれくらいなのかが割り出せるのではないでしょうか?
肩幅の平均値について調べてみたまとめと感想などを
肩幅って、いつの間にか今のサイズになっていて、「一体いつ育ってるんだ?」って思いませんか?
確かに考えてみると、身長が低くて肩幅が広い。という人は、そこまで多くないように見えます。
全くいない訳ではないので、やはり筋肉量なども影響し、その辺りが決まってるのかもしれませんが、背が高いと肩幅が広くなっていくんですよね。
筆者なんかも電車に座る時によく隣の人と肩がぶつかって、面倒くさそうな顔をされてしまう事が結構あるのですが、こういうことがあると、肩幅が狭い方が羨ましく感じたりもします。
足りないもの届かないものが欲しくなるのは人の性でしょうが、そんな中でもストレッチをすればいくらかは狭まるかも?
という話ですので、試しにやってみようかと思っています。
どうかこの記事を読んだ方が、肩幅の悩みをいくらかでも減らせますように。