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夫婦別姓に関する小論文の書き方!解りやすく徹底解説!

男女平等が進んできた昨今。

夫婦間の苗字の問題もまた、
再燃しつつあります。

この記事では、
そんな夫婦間の苗字の問題、

とりわけ夫婦別姓に関して
小論文を書きたい貴方の為に

問題の要点別姓による
メリット・デメリット
などについて、

解りやすく説明していきたいと思います。

この記事を読んで、
サクッと論文を書いてしまいましょう!

夫婦別姓に関する海外事情はどうなの?

まだまだ妻が夫の苗字を名乗る事が多い日本ですが、

『それでは他の国はどうなの?』
疑問に思った方も多いのでは?

ここでは簡単に地域別に
その傾向を説明していきたいと思います。

アジアの主要国

アジア諸国では、
どちらかの苗字にしなくてはならない、
という国は少数派。

妻が自分の苗字を名乗る事を
権利として認めている
国の方が多数派です。

いわゆる『選択的夫婦別姓』制度ですね。

中東の主要国

中東は国によって制度がばらばらで、
個性的な国が多いです。

中東の盟主サウジアラビアでは
結婚しても苗字は変わりません。

イスラエルでは結婚の時に
夫の苗字を名乗る必要があります
が、
いつでも自分の苗字に戻すことができるようです。

インドは義務として
夫の苗字を名乗らなくてはいけません
が、
最近では法律の解釈から議論が続いている模様

やはりこの問題、揉めるんですね。

アメリカ

アメリカは州によって法律が異なりますが、
多くの州では夫の苗字も自分の苗字も
好きに選ぶことができます

流石自由の国、夫婦の名乗りも自由ですね!

ヨーロッパの主要国+ロシア

ヨーロッパの主要国では、
夫婦の苗字に関して
規定する法律が存在しないか

選択制を採用している国が多数派

珍しいところではドイツでは
婚姻姓』という、
それまで名乗っていたものとは別の、
夫婦共通の苗字を決めます

そして、主要国の中ではスイスのみ、
夫の苗字を名乗ることが義務化されています

ちょっとややこしいですね。

なおロシアは、その周辺国含めて選択制です

結論

つまり海外では、
選択制の夫婦別姓が多数派という事になります。

地域差はあまりない感じですね。

夫婦別姓のメリット・デメリットとは?

夫婦別姓となる事で、
様々なメリット・デメリットが存在します。

ここでは女性のみではなく、
あくまで夫婦として見た場合の、
夫婦別姓のメリット・デメリットを
紹介したいと思います。

メリット

結婚後も書類やカードなど、名義を変更する手間が省ける

これが一番大きいのではないでしょうか。

結婚後の書類の書き換えが煩わしいという方が、
結構多いようです。

夫婦間で不公平感がなくなる

結婚を機に
苗字を変えなくてはならないとなると
なんで私が苗字を変えなくちゃいけないの?
元の苗字の方が良かった
と不満に思う方もいらっしゃるようで……

これが解決できるなら、
大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

家名を保てる

これは今の時代では
やや特殊な例かもしれませんが、
自分の家を継げるのが自分しかいない時に、
相手の方の苗字になってしまうと
家名が残らなくなってしまう
という問題を抱えている方もいるかと
思われます。

そのような方にとっては、
夫婦別姓が認められれば、
好きな人と結婚出来て
かつ気兼ねなく家の名を継ぐことも
できます
よね。

それまで悩まなければならなかった所で
悩まずに済むのは、
大きなメリットではないかと思います。

デメリット

夫婦間、家族間の繋がりが乏しくなり、離婚などの原因になる

これはデメリットとして
一番大きなものであると思えます。

たかが苗字で』と
思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
夫婦間のみならず、
親と子でも苗字が違えば
周囲から妙な勘繰りをされたり
いじめられる事に繋がってしまう
事もある
のです。

心配の種が増えるのは困りものですね。

浮気されやすくなる

苗字が違うという事は、
他人に対して結婚を隠しやすくなるという事。

当然それは浮気する際にとても便利に働く訳で……

夫婦別姓に慣れないうちは、
苗字が違うことで結婚していると
気づけない人も多いでしょうから、
何かと心配事が増えてしまう事にも
繋がりかねません。

気の多い彼氏・彼女との結婚を
考えている方には、
この制度はあまりよくないかも……?

結婚したことが周囲に伝わりにくい

古くから日本では、結婚する事で
夫婦どちらかの苗字を名乗るようになり、
それによって直接伝えずとも
結婚した事が周囲に伝わりやすくなります。

夫婦別姓となるとこういった変化は起こらず
結婚したという事を
周囲にわざわざ伝えなければ伝わりません。

周囲の人から一々
『まだ結婚しないの』
『結婚してるんですか』
など

自分の結婚について聞かれるのがわずらしい
と思う方にとっては、
夫婦別姓というのはわずらわしさを
加速させるものかもしれません。

結論

調べていて、夫婦別姓そのものは、
『いい面も悪い面も兼ね合わせた制度』
 という印象を受けました。

特にメリットとしてもデメリットとしても、
夫婦や家族間の関係に影響を与える
という面では一致していて、

世間で言われる程には、
女性の社会進出に
強い影響を与えるようなものではなく

どちらかといえば夫婦ともに
メリットとデメリットを受ける事になる
ようです。

ただし、デメリットはあくまで
海外と比べ
夫婦別姓に慣れていない日本だからこそ

というものですので、

これが変わってくることによって、
やがてメリットの方が強くなるかもしれませんね。

夫婦別姓は賛成か反対か?自分なりの考えをまとめてみよう!

小論文を書く上で特に大事なのは、
問題の提起と、
それに対する自分自身の考えを書く事
です。

ここでは、特に苦労する事になりやすい
自分なりの考え
をまとめる方法を紹介しますね。

まずは色んな情報を読んで、夫婦別姓を理解する

ここまでの記事を読んでいただければ、
夫婦別姓が実際に海外で
どのような形で広がっているのか

それに対し、
実際に日本国内で導入したなら、
どのようなメリット・デメリットが
存在するのか

というのが解っていただけたかと思われます。

一部のニュースや雑誌などでは、
夫婦別姓こそが女性の社会進出を助ける
女性のみが苗字を変えなくてはならないのは差別的だ』と、

ことさらに女性差別・女性の社会進出の妨げ
という考えから、
これまでの制度を批判する声が大きいですが、

このような批判ばかりの情報
振り回されるのではなく、

いろんな意見を
自分の目で見てその違いを理解して、
その上で自分が感じたことを、
素直に認める。

それが自分の考えを持つ、
その第一歩なのではないかと筆者は思います。

自分の考えをイメージしたら、今度はそれを他と比べてみる

では実際に書くときに
どんなことに気を付けるかと言いますと、

まずは『自分の考えが他と比べどうなのか
という事を気にしてみてください。

論文を書く上では、
いろんな角度から物事を見て、
比較する事が大切
です。

その上で、
自分の意見が多くの人と同じなら
それでもいい
ですし、

大きく違っているなら
何故違うのか』という疑問を元に、
更なる比較、検証をして
書いていくことができますよね。

この記事に書かれている内容も、
そういった比較と検証の産物です。

最後に、自信をもって書く

論文、というと難しく考えてしまう方も
多いかも知れません。

実際、試験や課題など、
真面目な内容の論文を求められると、
苦手な方はそれだけで辛くなってしまうもの。

ですが、きちんと自分の考えを持ち、
それを比較、検証したなら

その結果には自信を持っても
いいのではないか
と思います。

自分の論を読んでもらうためのもの
なのですから、
まずそれを論ずる自分が自信を持つ事が、
何より大切な事
なのです。

ここまで読んだ貴方ならきっと大丈夫、
自信を持ちましょう!!

まとめ

夫婦別姓という問題は、
今や様々なメディアで話題にあがっています。

それだけ世間の関心が強く、
同時に皆の心配事にもなっているという事ですが、

一方で、一部メディアなどが報道する
世界で日本だけが夫婦別姓になってない!
などの情報が独り歩きし、

現行の制度が悪であるかのように
語られる
のは、とても残念に思えます。

制度の違いこそあれど、
どこの国でも夫婦は幸せにも不幸にもなりますし、

別姓だからと
女性の社会進出が広まってるかというと、
実際にはそうなっていない国も多いのです。

論文を書く上では、
視野が狭くなってしまう事が一番怖いです。

沢山の物事を知り、
他と比べ、何が正しいのかを自分で考える

それこそが、
面白く読み応えのある論文を書く、
その基礎になるのではないでしょうか。

どうぞこれを読んだ皆様が、
楽しんで小論文を書けますように。

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