5円玉って、結構色んなところで使いますよね。
初詣や札所巡りなどではお賽銭として使われる事も多いですし、縁起物として『ご縁がありますように』とお守りにされたりもします。
そんな5円玉ですが、製造されてから長く使われているものは、どうしても黒ずんできて色が残念なことになってしまいますよね。
これではちょっとお賽銭としてはご利益が望めなさそうですし、なんとなく見た目もよくないかも……
この記事ではそんな方の為に、5円玉を製造されたばかりのピカピカの頃に戻す方法を、いくつか紹介したいと思います!
特に使う訳でもなくとも、お財布に入れておくものですから、新品同様にきれいな方が気持ちもいいですよね。
どれも簡単に試せる方法ばかりですので、是非試してみてくださいな!
それでは早速参りましょう!!
5円玉にクエン酸やレモン汁?!酸性の物に漬ける方法できれい?!
黒ずんだように見える汚れの正体とは
まず、何故5円玉が汚れてしまうのかという所から説明しますね。
5円玉は、その原料の6割以上が『黄銅』と呼ばれる銅の一種でできています。
この黄銅の成分が酸化する事で、表面が黒ずんだように見えるようになる訳です。
この為、酸化した表面部分(サビた部分)を取り除く事が出来れば、汚れを落とす事が出来ます。
銅貨の汚れ落としには酸性の液体がテキメン
5円玉のように銅を含んだ硬貨は、酸性の液体に漬けておくことで表面のサビを落とす事が出来ます。
酸性の液体とは、例えば酸系の洗剤などがありますが、お酢やレモン汁などの調味料、クエン酸を始めとした薬品など、様々なもので代用する事が出来ます。
都合に合わせて手元にあるもので試せば、わざわざ買いに走る必要もない分楽ちんですね!
ただし、お酢などの酸性が強すぎる液体に長時間漬けておくと、かえって5円玉が変色してしまう恐れもあります。
つけすぎは良くないので、ほどのところで切り上げて、水で洗い流すのをお忘れなく。
調味料を使用する際には臭いに気を付ける
上で紹介したように、酸性の液体であるならサビ落としは可能なので、ソースやタバスコ、ケチャップといったものでも落とせるには落とせるのですが…、
これらを用いると折角きれいになったお金に、調味料独特の臭いがついてしまう事があります。
特にタバスコの臭いは強烈な為、特別な事情が無い限りはこういったものは使わず、他の酸性の液体で試す事をお勧めします。
5円玉をピカピカにする方法!クエン酸と歯磨き粉で簡単きれい?!
漬けておくより簡単な5円玉洗浄術
上の見出しでは漬け置きによる洗浄方法を紹介しましたが、漬け置きは場所も取りますし、綺麗になるまで少し時間がかかるのがネック。
なので、ここではより手早く、きれいにできる方法を紹介したいと思います。
ブラッシングや布で磨く事により5円玉は光り輝く
まず用意するものは歯ブラシや布です。
使い古して捨てる前のものでもいいので、そういったものがあるなら買う必要もありません。
その他にクエン酸や重曹などがあれば一番いいのですが、そういったものがなくとも、酸性の液体であるなら代用は可能です。
それと歯磨き粉。
方法は簡単で、まずは『用意した酸性の液体をブラシや布につけて5円玉を磨く』。
ちょちょっとやってるだけで綺麗になっていきます。
ぱっと見で解りやすいのはやはりクエン酸溶液でしょうか。
透明な分汚れが落ちるとすぐにわかるのです。
ある程度サビが落ちたら、今度は歯磨き粉を軽くつけて、5円玉の表面を丁寧に磨きましょう。
こうする事で5円玉の表面が研磨され、ピカピカの輝きを取り戻すはずです!
歯磨き粉の代わりに金属用の磨き粉も使えるが……
歯磨き粉を使う以外にも、『クレンザー』や『ピカール』といった金属用の磨き粉を使う事で、よりきれいな5円玉へと磨き上げる事が可能です。
こちらの方は金属専用の為歯磨き粉以上に効果的ですが、その分値が張りますので、「丁度手元にあった」という方以外は無理に買う事もないかもしれません。
ただし、研磨用とはいっても、『荒塩』や『研磨用の砂』などは使わないようにしましょう。
こういったものはかえって硬貨の表面に傷がつく原因になります。
あくまで硬貨の表面をピカピカにする為の作業ですので、削り過ぎてしまわないように注意しましょう。
5円玉はコーラできれい?!コーラはレモン汁やお酢の代用になる?!
炭酸飲料はサビ落としに役立つ
コーラをはじめとする炭酸飲料は、炭『酸』というだけあって、酸性の液体となっております。
飲み物の種類によって微妙に酸性度が異なりますが、こういった飲み物は入手が容易で、家庭に買い置きされている事も多く、こういった作業には比較的向いている材料と言えそうです。
お酢やレモン汁は家庭であれば置いてあるかもしれませんが、出先で試したい、という方にとっては、こういった飲み物を使用した方がやりやすいかもしれませんね。
特に効果が強いのはレモンソーダなどの果汁入り炭酸飲料
レモンなど柑橘類の果汁には『クエン酸』が豊富に含まれており、炭酸飲料に使われる材料の中では、特にサビ落としに有効に働きます。
この為、炭酸飲料で試すのなら、レモンやミカンなどの柑橘類を使ったものが最適と言えそうです。
5円玉以外の硬貨をきれいにするには!?各種硬貨の洗浄方法を紹介!!
5円玉以外の硬貨は同じ方法できれいにできるのだろうか?
ここまでは、『酸性の液体に漬ける・使用して磨く』といった方法をメインに紹介してきました。
この方法は5円玉以外にも通用するのか。
答えは『10円玉だけ通用する』。
はい、5円玉と10円以外には効果はあまりありません。
なので、他の硬貨の方法を紹介していきましょう!
1円玉は酸性の液体にはつけないこと
1円玉の主成分は『アルミニウム』。
この為、表面の汚れを落とそうと酸性の液体を使うと、かえってボロボロに変質したり、変色したりしてしまいます。
1円玉は、研磨剤と布を使って丁寧に磨いてください。
ただ、市販の研磨剤では汚れを落とす事はできるのですが、光沢を出すところまでは難しいという事で、1円玉に元の輝きを取り戻させるためには、かなりの手間暇とお金が必要になる可能性が……
50円玉・100円玉・500円玉には漬け置きは効果が低い
これら三つの硬貨は、銅も含んではいるのですが『ニッケル』も含んでいて、これが元で『酸性の液体による漬け置き』だけではきれいにはなりにくくなっています。
この為、これらの硬貨をピカピカにしたいなら、カーワックスや歯磨き粉など、研磨剤とスポンジや布を使用して磨き上げる必要があります。
また、これらの硬貨には、『塩素系の洗剤』も一定の効果があると言われております。
いずれの硬貨も気にしておくべきこと
ここまでで説明した方法は、あくまで硬貨の汚れが『サビ』であった場合の対処法です。
この為、手垢や油などが原因でついた汚れに関しては、この方法では除去できないばかりか、本来落ちるはずのサビもこれらの汚れに邪魔をされ、十分な洗浄効果を発揮できなくなります。
もしサビ以外の汚れが目立つようなら、事前に歯磨き粉などでブラッシングして油汚れを落としてから、ここで説明した方法を試してみるといいでしょう。
硬貨の汚れには油汚れとサビの二種類がある、というのを覚えておいていただけたらと思います。
まとめ
お店などで汚いお金をお釣りで渡されると、『うわ変なのよこしてきたなあ』と外れを引いた気分になってしまいませんか?
筆者は結構そういうのは気にする方なので、汚れが目立つ硬貨はできるだけ手早く使ってしまっていたのですが、こういったお手軽洗浄方法があるなら、次からは試してみるのもいいかも、なんて思っています。
家庭にあるもので簡単に手早くできるなら、ちょっと手の空いた時にやるだけで、お財布の中がピカピカになりますし、そちらの方が金運がアップしそうな気がしませんか?
お金もただ持つだけでなく、きれいな物を持つようにしたいものです。
お釣りの一件もそうですが、自分が渡す側になった時に、やはりきれいなお金だと気持ちがいい物ですよ。
どうぞこれを読んでいただいた皆様、一度試してみてくださいね!
ハマるかもしれませんよ!?
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