梅雨の主役であるカタツムリですが、今ではペットとして飼育することもできちゃいます。
そんなカタツムリの動きは、非常にゆっくりで観察していると眠くなっちゃいますね。
また、カタツムリは陸上で生活しているけど巻貝の仲間なんです。
それはカタツムリが進化の段階で、肺呼吸が出来るようになったからと言われているんです。
今回は、非常に興味深いカタツムリの飼育方法などを紹介しちゃいます。
カタツムリの飼い方で困るのは餌?!何をあげる?世話や必要な用具は?
ペットとしてカタツムリを飼育するのに、何を食べさせていいかと言うと・・・。
それは「野菜」です。
野菜はぶつ切りでは無く小さく切ってあげるのがベスト。
野菜の種類はレタス、人参、きゅうりが無難です。
しかも、カタツムリにも野菜の好き嫌いがあるので観ていて楽しいですよ。
あとは、カタツムリは自身の殻を形成するために、カルシウムが必要なので卵の殻も忘れずに与えましょうね。
次にカタツムリをお世話する必要な用具ですが、「飼育ケース」「土」「霧吹き」の3点を揃えれば大丈夫です。
飼育ケース
カタツムリを飼育するには、昆虫などを飼育するようなプラスチックのケースや魚などを飼育する水槽を選べば大丈夫。
水槽で飼育する際には、上に蓋がついた物がいいですね。
カタツムリはガラスで出来た水槽の壁でもヌルヌルと登ってきますから、脱走対策にも蓋は必需品です。
ただし、密閉タイプでは無く風通しが良い物を選びましょう。
土
飼育容器の底面には、園芸用の赤玉土や腐葉土などの土を敷くといいです。
土を使用する前は日光にあてて消毒をしてから使用して下さい。
購入に至っては、ホームセンターやネットで購入できます。
霧吹き
カタツムリは乾燥が嫌いなので、常に湿度を保つために霧吹きをしてあげてください。
霧吹きをする頻度は1日に1~2回程度が良いです。
手で下に敷いている土に触り水が少量付着すればOK。
また、使用する水はカルキ抜きをしてください。
意外?!カタツムリは卵を産むの?!赤ちゃんのお世話の仕方と注意点
カタツムリも赤ちゃんは産みます。
しかも、一匹だけでも赤ちゃんを産むことができるんです。
それはカタツムリが雌雄同体だから…
つまり、オスとメスの区別が無いということ。
知っているかも知れませんが、カタツムリは移動範囲が大変狭いので、オスとメスが出会う確率が非常に低くいのです。
そこで、種の保存のために雄雌同体になったと言われています。
しかし、現実的にはカタツムリが一匹だけで赤ちゃんを産むのは稀なケースです。
もし、カタツムリの赤ちゃんを希望するのであれば、同じケースに2匹以上のカタツムリを一緒に飼ってください。
カタツムリの赤ちゃんが産まれるのは、6月〜8月頃になります。
赤ちゃんが誕生したら別の容器に移してあげてくださいね。
なぜかと言うと、とても小さいカタツムリの赤ちゃんなので、親に踏み潰される可能性もあるからです。
カタツムリの赤ちゃんは、柔らかい土や湿度がある容器で飼育してくださいね。
室温は大体20度位で保つのが一番良いです。
カタツムリの寿命は大きさで異なる?!寿命を最大に伸ばしてあげるには?
当然ですが、カタツムリにも寿命はあります。
結論から言いますと野生とペットでは寿命が違います。
野生だと寿命は約3年程、ペットとして飼育していると約10年以上生きることもあります。
野生のカタツムリの寿命が短い理由としては、外敵に襲われる可能性がある為です。
また、カタツムリは体の大きさによっても寿命の違いがあり、3cm以上のカタツムリは約10年以上も生きますが、数ミリの小さいサイズだと一年位で寿命を迎えてしまいます。
また、種類によっても平均寿命が違いますね。
ペットとして飼育していて外敵がいないからと言っても、カタツムリは乾燥が苦手なので飼育する部屋は湿度のある部屋で飼育してくださいね。
また、カタツムリも冬になると冬眠します。
冬になりカタツムリが殻から出てこなくて不安になるかもしれませんが、気温が暖かくなると自然と殻から出てきます。
まとめ
如何でしたか?
なんと、国内だけでも約700種類以上のカタツムリが生息しているんですね。
また、カタツムリによって食べ物の種類が違うなど、面白い発見があり飼育するにはとても良いペットです。
マイペースなカタツムリを観ていると癒されますしね。
子供と一緒にカタツムリを飼育すると一段と楽しいですよ。
カタツムリに食べて貰う餌は、普段人間も食べている野菜や卵の殻です。
また、飼育する際にも部屋の湿度に気をつけていれば大丈夫です。
自宅の庭などで発見したら飼育してみるのも良いと思いますよ。