あなたは上司からパワハラを受けたことはありますか?
または、同僚や部下がパワハラを受けているということはありませんか?
近年、「パワハラ」という言葉をよく聞くようになりました。
しかしパワハラとは、一体どこからパワハラになるのでしょうか?
意外と知られていない「パワハラ」についてご紹介していきます!
人によって認識が違う!パワハラについて、しっかり理解しよう!
すでにご存知の方も多いと思いますが、「パワハラ」とは「パワーハラスメント」の略です。
パワハラの定義は『職場内の優位性を背景に、仕事上の適性の範囲を超えて、精神的、身体的な苦痛を与えること』、『職場の環境を悪化させる』行為のことです。
パワハラは上司が部下に行う行為と思われがちですが、それは違います。
パワハラの定義にもあるように「職場内の優位性」つまり部下から上司へのパワハラ行為もあり得るということです。
では、どのようなパワハラが実際に行われているのでしょうか?
どこからがパワハラ?パワハラの実態!
パワハラと一口に言っても、たくさんパワハラになり得ます。
【パワハラの例】
- 日常的に嫌がらせを受ける
- 怖いと思うことがある
- いじめを受ける
このようなことがパワハラに当てはまります。
例えば、
- 仕事をさせてくれない
- 暴力をうける(殴られたり蹴られたり)
- 到底できるはずがない仕事量を押し付けられる
- 無視をされる(仲間はずれ、いじめ)
具体例を挙げればキリがないです。
パワハラは被害者が何もしなかったり、黙って我慢しているとヒートアップする可能性が高いです。
またパワハラを受けた側が、どう感じるかによっても変わります。
つまり個人差があり、どこからがパワハラなのか線引きも難しいのです。
では、実際パワハラを受けたらどこの誰に相談したらよいのでしょうか?
まずは会社の相談窓口に相談しましょう!
会社に相談窓口が設置されているのであれば、まずそこに相談してみてください。
同じ部署の先輩や同僚に相談したり、社外の相談機関(電話窓口)なども1つの手ですが、パワハラ問題やその他の問題の対応に慣れているのは、会社に設置されている「相談窓口」です。
会社によっては、専門知識のある産業カウンセラーや心理カウンセラーがいる窓口が設置されています。
一人で悩んだり、無理に対応する前に、相談して解決策を一緒に考えていくのが良いでしょう。
それでだめなら公的機関に相談するしかない!
社内の相談機関や、社外の相談窓口に相談しても改善されないといった場合、外部の専門機関に頼りましょう。
パワハラ以外にもセクハラやいじめのことも相談することができる「総合労働相談コーナー」という窓口があります。
無料で相談することができるので、事態が悪化する前に利用することをおすすめします!
パワハラ相談をするときに証拠を揃えておこう!!
忘れてはいけないのが、パワハラ相談をするときに「具体的な証拠」を揃えておくことです。
【必要な情報】
- パワハラをしてきた人物の名前
- パワハラを受けた内容
- パワハラを受けた日時
- パワハラ現場の目撃者の名前
そして最後に、
- そのパワハラを受けて、あなたがどう感じたのか
以上の証拠は揃えておきましょう。
パワハラを受けたとき、その都度メモ書きをするのも良いですが、パワハラをした、してないなどの言い争いを避けるために、ボイスレコーダーなどで録音できるとなお良いです。スマホにも録音機能がありますよね。
具体的な証拠を揃えましょう!
まとめ
いかがでしたか?
パワハラのような被害を受けずに働ける環境作りも大切ですが、現状パワハラ被害を受ける人はたくさんいます。
少しでも「これはおかしい」と感じたら我慢せずにすぐに相談窓口や公的機関に相談しましょう。
ささいなことでも声に出したり行動しなければ、そのパワハラはヒートアップしていく可能性もあります。
一人で抱えようとせず、相談することでよい解決策が見つかる可能性も高まりますよ。
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