大切なお祝いの席にゲストを招待した時、
手ぶらで帰すのは
なんとなく抵抗あったりしますよね。
例えばそれが、大切な我が子の
初めてのお祝い事だったりすると、
ちょっと気を遣わないと……
という気にもなってしまうと思います。
今回は、そんな中でも
特に女の子を持った親御さんにとって大切な、
『初節句』のひな祭りの食事会に招待した時に、
招待客にどんな手土産を渡せばいいのか、
渡す際のタイミングやのし紙の書き方など、
調べてみないとよく解らない事を
紹介していきたいと思います。
この記事を参考に、
自分なりの手土産プランを考え、
実行に移していただければ幸いです。
それでは早速参りましょう!!
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初節句の女の子のお祝い食事会!手土産は必要?どんな品がいいの?
初節句のお食事会に誘ったら手土産はいるのだろうか?
まず一番重要な点ですが、
招待した際に手土産が必要か否かは、
ご自身の予算を第一に考えるべきかと思います。
ただでさえ
食事会を開くだけでも負担になりますし、
それ以上の出費が厳しいようであれば、
無理はなさらないほうがいいでしょう。
そもそも食事会に招く事そのものが、
ゲストが我が子をお祝いしてくれる
ことへのお返しなのです。
ただ、
手土産があれば勿論喜ばれるでしょうから、
特に不都合が無ければ
何かしら手土産がある方が、
招待した相手も「来てよかった」と
思ってくれる事でしょう。
場合によってはそれが元で、
今度は貴方が招待される事もある
かもしれませんし、
後々他のお子さんがお生まれの際にも、
同じようにゲストとして
きてくれるかもしれません。
余裕があるようでしたら、
その時だけで考えず、
後々への影響を考えてみるのも
大切といえるでしょう。
実際にはどんなものが喜ばれるのだろうか?
手土産を用意するとして、
果たしてどんなものが喜ばれるのか……
というのは、
選ぶ際に結構迷う事もあると思います。
これについてネットで調べてみますと、
『菱餅やひなあられなどのひな祭りにちなんだお菓子や和菓子』
『赤飯や紅白まんじゅうなどの縁起物』
『ケーキやクッキー、カステラなどの洋菓子』
といった食べ物の他にも、
『フォトスタンドなどのちょっとした小物』
といった、置物などが選ばれているようです。
招待客に渡す手土産に関しては、
相手がそれを必要としているか否かは
あまり関係なく、
招待した側の予算の範囲内で決められるのが強み。
金銭面で苦しいようなら、
赤飯やお菓子などを自作してしまうのも手です。
☆貰う側がもらって困るものは避ける☆
ご自身にとっては
目に入れても痛くない子でしょうが、
祖父母を除けば、
基本的には他人の子でしかないので、
お子さんの顔写真や
イラスト入りの小物などは、
渡されても使い道に困ってしまう上に
捨てるに捨てられないという、
地味に困ってしまう手土産になりかねません。
選ぶ側の裁量によるものとはいえ、
出来る限り受け取った方が
喜ぶようなものを選ぶようにしましょう。
同様に、
アレルギーやお酒などは特に注意が必要です。
アレルギー持ちの方にとっては
アレルギーの発生物質は、
文字通り生死を左右しかねない危険物となります。
また、お酒を飲まない人にとって
お酒を渡されるのは、場合によっては
嫌がらせにしか受け取られませんので、
そういった方がいる場合はよく考え、
問題にならないようなものを選ぶようにしましょう。
心配なら、事前に確認で聞いておくことで、
こういった問題を回避する事が可能ですので、
手間と思わず惜しまずに
確認をしておくことをお勧めします。
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初節句の食事会の手土産!どんなのし紙を付ける?のしの書き方は?
のし紙の選び方
手土産を渡す際につける『のし紙』は、
『紅白の蝶結び(花結び)』に
なっているものを選びましょう。
これは何度でも結び目を直せる事から、
『何度繰り返してもいいお祝い事』に
使うものとされています。
お祝い用のものですので、
紅白だけでなく
『金銀』や『金赤』のものでもいい、
としている場合もあるようです。
肝心ののしの書き方はどうすればいいのだろうか?
のし紙の書き方としては、
おおまかに以下の通りになります。
- 表側上段中央(結びの上側)に『御礼』と書く。
- 表側下段中央(結びの下側)に『我が子の下の名前』を書く。
また、注意点として、
『内祝い』と書かない事が挙げられます。
内祝いというのは、ご近所づきあいなどで
品物を分けたりする際に書く言葉ですので、
親戚や血縁関係のある方に
贈る品に書く言葉としては不適切です。
ただし、招待客があくまでご近所の方や
友人に限られる場合は、『御祝』ではなく
『内祝』という言葉を使っても、
特に問題はないと言えるかもしれません。
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初節句のお祝い食事会!手土産を渡すタイミングはいつがいいの?
手土産はいつ渡せばいいのだろう?
実際に手土産を渡すタイミングですが、
これは基本的には、食事会の一番最後、
ゲストが帰る際に手渡すのがマナーとされています。
自宅で開いたのでしたら
終わった後に玄関などで手渡します。
お店などで場所を借りて開いたのでしたら、
お店のスタッフの協力が得られるのでしたら
会計時に受け取り、見送る際や解散する際に
渡すようにするといいでしょう。
お店のスタッフが協力できないようならどうする?
もし
スタッフの協力を得られないようでしたら、
車の中に用意しておいたり、
前もってお店に話しておいて
スペースを確保してもらうなど、
何かしらの方法で
手土産を置いておく必要があります。
また、手土産を渡す為に
一旦お店を出る必要がある場合などは、
ゲストが危険な場所に行かないように、
注意して誘導するように配慮する事も大切です。
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意外とよくある失敗談!こういう場合に気を付けよう!
初節句は、地域ごとに習慣が違う事もある為注意
初節句に限らず
昔からあるお祝い事などによくある事ですが、
地域やお家によって
習慣が違っている事があるので注意しましょう。
お祝いの仕方や食事会に出す食べ物、
招待する客層、地域によっては
初節句の日にちの範囲に至るまで、
地域差は千差万別です。
更にそういった地域差が、
地元を離れ引っ越したり
嫁いだりした先でも影響する為、
ご夫婦で同じ地域出身であっても
『両親が○○出身なので』
『元々は○○に住んでいたので』
といった部分で
習慣が全く違ってしまう事もあります。
この際に特に問題になりやすいのは、
一方のご両親が取り仕切ると言い出し、
それが元でもう一方のご両親が
怒りだしてしまったり、
習慣が全然違う事で、
招待されたゲストが怒りだすなど、
意見のすりあわせ不足が関係する事が多いようです。
まずはご夫婦で
初節句について同じ認識なのかの確認をし、
その上で必要なら
ご自身や相手のご両親にも確認した上で、
どちらにも問題の無いように
取り計らうようにしましょう。
車で来る人がいるようなら食事にはお酒は出さない方がいい
初節句のお祝いという事で、
食事会には白酒や日本酒などを
出す場合もあるかもしれませんが、
車を運転する方がいるようでしたら、
一律でお酒はなしにしてしまった方が無難です。
お祝いの席というのは気が大きくなりやすく、
親族の方などもお酒が入ると
「いいから飲め」
「一杯くらいなら大丈夫、ばれない」
「勧められて飲まないのはノーマナー」
といった具合に
周囲にお酒を勧め始めたりする事も
増えますので、
車を運転する方も断りづらくなってしまいます。
だからとそれで
運転する方が一口でも飲んでしまえば、
車の運転はできなくなり、
タクシーや運転代行を呼ぶなど、
無駄な出費がかさむ事になります。
また、酔った方が暴れたり他の招待客や、
お店などでスタッフや
無関係のお客などに絡みはじめると、
それが元で
思わぬ大問題に発展しかねませんので、
『車の有無に関係なく最初からお酒を用意しない』
という選択肢もありだと思います。
お酒が好きな人にとっては
辛いかも知れませんが、
お祝いの為に集まって
お酒の所為で台無しになるのは論外ですので、
きちんと割り切って
「お酒はなし」と言える状況を作りましょう。
同様にタバコも、
小さいお子さんにとっては有害この上ない為、
最初から禁煙にするか、
吸える場所をあらかじめ用意し分煙するなど、
『祝われる子供への配慮』を
きちんとした会場づくりをしましょう。
主役はゲストではなく、
他ならぬ貴方のお子さんなのですから。
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まとめ
初節句に限らず、
冠婚葬祭や祝い事などで用意する手土産は、
結構懐が痛み、
それでいて選ぶのに難儀するものなんですよね。
筆者は初節句を祝う側になった事は
ありませんが、似たような事例で
冠婚葬祭の主催側になった際に、
やはり食事からお土産から、
色々と選ぶのが大変だった記憶があります。
特にお土産の品というのは、
受け取る側にとっては家に帰ってから見てみて、
「あの家はこんないいものをくれたよ」
と喜んだり、
「あの家はこんなものをよこしやがった」
と微妙な気持ちになったりと、
結構一喜一憂するイベントだったりする訳で。
筆者の住んでいる地域なんかだと
祝い事には、調味料や洗剤や
油の詰め合わせが渡される事が多いのですが、
個人的に一番消費に困ったのは
味噌と醤油の詰め合わせでした。
洗剤や油は普段使っているものと違っても
用途別に使い分ければいいのですが、
味噌や醤油といった調味料って、
家庭によって全然使う銘柄や濃さが違うので、
普段使っているものと違うものを渡されると
すごく困るんですよね。
品としてはいいブランドの、
それも身体によさそうな
こだわりの品だったりするんですが、
それで作った味噌汁や料理が
全然口に合わないという。
逆に一番貰って嬉しかったお土産は
お菓子の詰め合わせです。
家族皆が喜んで持っていくので
沢山入っていても二日で消費します。
こういうのが家庭によって違ったりするのが、
お土産選びの難しいところなんですよね。
どうか、初節句を迎えるお子さんを
お持ちの親御さんが、
理想的な手土産を見つける事が出来ますように。
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