食関連

豆乳には調整と無調整がある!どんな違いがあるの?使い分け方は?

昨今の健康ブームに始まり、ダイエットやちょっと変わった豆乳料理など、様々な使い方をされるようになった豆乳

普段は飲み慣れない方も多いかも知れませんが、高タンパクで低カロリーなこの豆乳を上手く活用する事で、より健康的な生活を送る事ができるようになるかもしれませんよ!

今回はそんな豆乳について、アレコレ詳しく紹介していきたいと思います。

特に『調製豆乳と無調整豆乳の違いって何?』という疑問を抱いている貴方!

是非この記事を読んでいってくださいね!貴方の疑問、きっと解決しますよ!!

豆乳は調製豆乳と無調整豆乳がある!含まれる栄養に違いはあるの?

まず、豆乳とはなんなのか

スーパーなどで当たり前のように売られていますが、『豆乳って何なの?』と思う方もいらっしゃるかもしれません。

豆乳というのは、大豆を使って作った飲み物です。

水に浸してすりつぶしたり煮詰めてこしたりして作り見た目は牛乳に似ている為『豆で作ったお乳』という事で『豆乳』と呼ばれています。

この豆乳、様々な病気対策に役立つ大豆イソフラボン』という成分を含んでいて、とても健康的な飲み物とされています。

調製豆乳と無調整豆乳

スーパーなどでは『調製豆乳』と『無調整豆乳』という表記で、同じ場所に並んでいる事も多いと思います。

これらの違いは、以下の通りになっています。

調製豆乳

砂糖やビタミンなどを加え飲みやすくした豆乳

無調整豆乳

味付けなどがされていないままの豆乳

……はい、まず漢字の部分の違いです。

似てはいますが、この二種は『ちょうせい』の字が違うんですね。

調製豆乳は『調製』、つまり『好みに応じて作る』という意味ですので、『飲み手の好みに合わせて調製された豆乳』という事になります。

無調整豆乳は『調整』、つまり『足りないものを補ったり減らしたりする』という意味なので、そういった『調整の為の加工を行っていない豆乳』という事になります。

この辺りは、おまけ程度のちょっとした雑学として覚えていただければ幸いです。

このほかにも、豆乳に果汁やフレーバーを足した豆乳飲料』なるものも存在していて、ただ飲むだけでも豆乳の奥深さが伝わってきますね!

豆乳は調製豆乳と無調整豆乳どちらがいい?!ダイエットにおすすめは?

ダイエットにも役立つ無調整豆乳

豆乳は低カロリーで高タンパク、というのは上でも紹介しましたが、その他にも腹持ちがよく食前に飲む事で食べる量を減らす事にも繋がるのだとか。

その中でも特に、『無調整豆乳』は、砂糖など余計なものが混ざっていない為ダイエットに最適です!

栄養価が高くカロリーが低いなんて夢のような飲み物ですね!!

ダイエットしたいならローカロリー豆乳は避ける

最近ではスーパーなどで『ローカロリー豆乳』なるものも売られるようになりました。

これはカロリーを抑えめにした豆乳で、一見するとダイエットに最適解のようにも思えるのですが……

残念、あまりダイエット向きではありません。

それは何故かというと、『栄養価が低すぎるから』。

無調整豆乳や調製豆乳と比べローカロリー豆乳は栄養価が低い為、大豆そのもののダイエットに有効な成分が少なく、本末転倒なことになってしまうのです。

折角カロリーを抑えても、肝心の栄養価が低いのでは意味がない……

もし豆乳を使ったダイエットを考えている方がいるようでしたら、『カロリーを低く抑えられるから』という理由だけでローカロリー豆乳を選ぶのは、ちょっと避けた方がいいかも……?

知っ得?!豆乳の調製豆乳と無調整豆乳!含まれる栄養と嬉しい効果?!

豆乳に含まれる栄養素たち

豆乳は高い栄養素と優秀な健康促進効果を兼ね合わせた飲み物。

上では『無調製豆乳はダイエットに最適』と紹介しましたが、調製豆乳も無調整豆乳と比べその栄養価が落ちる訳ではなく、砂糖などが入る事で、無調整豆乳では得られない疲労回復効果など様々な恩恵が得られるようになります。

ここではこのように豆乳を飲むことによって得られるメリットを、いくつかに分けて紹介しようと思います。

豆乳の何が身体にいいのか』というのを学べば、必要な時に飲む事でそれを得られるので便利ですよね。

是非見ていってください!

大豆イソフラボンの効能

まず、豆乳とはなんなのか』の見出しでも触れましたが、豆乳に含まれる『大豆イソフラボン』は、女性ホルモンの『エストロゲン』と似たような働きをする為、『骨粗しょう症』や『動脈硬化』『更年期障害』など、多くの人が困る病気や症状を緩和する事に役立ちます。

これだけでも十分お役立ちですが、『乳がん』や『前立腺がん』の予防にも一定の効果があるとの事です。

この事から健康上、 とても好ましい飲み物である事が解ると思います。

一時期ニュースや雑誌などでとりあげられていただけあって、とても有用な成分なんですね!!

血糖値が心配な人の味方、ピニトール

大豆イソフラボンの陰に隠れてあまり話題には出ませんが、無調整豆乳や調製豆乳に多く含まれる 『ピニトール』とてもお役立ちな成分です。

ピニトールは、『血糖値を改善する効果』が期待できる成分と言われている為、高い血糖値に困っている方にとっては、豆乳は救世主になりうる飲み物かもしれませんよ!?

☆ダイエットに効果あり? 大豆たんぱくの底力☆

豆乳のダイエット効果の一翼を担っているのが、この『大豆たんぱく』の『コレステロール低下作用』。

高めのコレステロール値に苦しむ方や、ダイエットを成功させたい方にとってはとてもありがたい効果です。

是非有効に取り込んで役立てたいですね!

飲み過ぎるとよくない?大豆イソフラボンの過剰摂取は危険なのか!?

大豆イソフラボンの噂

ここまでは、豆乳のメリットばかりを紹介していましたが、ここからは豆乳、というより豆乳に含まれる『大豆イソフラボン』について、ちょっと噂になっている事を紹介したいと思います。

大豆イソフラボンは閉経前の女性が大量摂取すると危ない?

大豆イソフラボンを大量に摂取する事によって、 閉経前の女性にとってあまり好ましくない影響が出るのではないか?

これらを含んでいる豆乳など、大豆製品を大量摂取するのは危険なのでは?

という注意喚起が、一部で見られるようになっています。

ですが、少なくとも豆乳をはじめ大豆を含む普通の食品に関しては、この注意喚起は『全くの見当違い』。

大豆イソフラボンを含んでいるからといって、豆乳や他の大豆製品を避ける必要は全くありません!

何故そんな見当違いな話が広まったのか

なんでそんな話が各所で見られるようになったのでしょうか?

原因として考えられるものとして、『食品安全委員会』の発言があります。

これは、簡単に言うならば『大豆イソフラボンを含む特定健康食品を食べる際には、 一日に30mgまでにしよう』というものでした。

ここで言われる『大豆イソフラボンを含む特定保健食品』とは、錠剤やカプセル、粉末などの形で大豆イソフラボンを濃縮したり、強化したりした、いわゆる『健康食品』の事なのですが、これを簡略化させたり、意図的に排除したりした情報が独り歩きし、『豆乳などの大豆食品は過剰摂取すると身体に悪影響がある』などと誤解されるようになっていった訳です。

現代では『それは全くの誤解である』と報告され、仮に豆乳など普通の大豆食品を大量に摂取したとしても、直ちに健康に悪影響を与えるものではない、と言われています。

もしブログや情報サイトなどでこの誤解を見かけた場合は、騙されないように注意しましょうね。

豆乳について調べた事のまとめ

豆乳に無調整調製とがあるのは知っていましたが、実際にそれがどういった違いなのか、そして豆乳が身体にどのような形でいいのかなど、今回は調べている筆者自身、色々勉強になりました。

ダイエット効果もそうですが、更年期障害血糖値改善など、嬉しい効果がザクザク含まれてるのは驚きです。

こういった有効な効果は、一度飲むだけではなく、継続して飲み続ける事によってより高い効果を得られるらしいので、日常的に飲むようにするといいかもしれませんね。

機会があれば豆乳を使った料理のレシピなどを調べても、それはそれで楽しいかもしれません。

最後に、大豆イソフラボンにまつわる噂に関しては、情報というものの怖さを思い知らされました。

ちょっとした誤解誰かの意図的な抜粋によって、本来とは全く違う負の情報が広まってしまうというのは、とても恐ろしく思います。

この記事を読んだ方が少しでも、そういった誤解に踊らされる事なく、この有益な飲み物を健康などに役立てていただければと思います。

美味しく健康な豆乳ライフを、是非!!

あわせて読みたい:生クリームの口当たりを代用品で!牛乳や豆乳を使えば簡単!

生クリームの口当たりを代用品で!牛乳や豆乳を使えば簡単!

  トロッとした口当たりが美味しい生クリーム。   お菓子にも料理にも幅広く使えるので、 冷蔵庫に入っていると 使いたいときに使えて便利ですよね。   でも、生クリームっ ...

続きを見る

-食関連