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新入社員がすぐ辞める原因は何?本人?会社?先輩?上司?

新入社員が今年の4月入社だとすると、入社してまだ半年も経っていませんよね。

春に何人か新入社員を迎えたのに、もう既に何人か辞めてしまっている・・・。

と嘆いている会社や先輩方も多いのではないでしょうか。

近年では就職難も過ぎ去り、働く側が企業を選べる時代です。

『石の上にも三年』と、ことわざのように、初めて勤めた会社で3年くらいは働いた実績がないと、転職にも影響が出てくると言われていた時代が無くなってきているかもしれません。

そこで、なぜ最近の新入社員が入社して早々に辞めてしまうのか、その理由と原因をご説明します!!

新入社員がすぐ辞めてしまう原因はいろいろ!!

新入社員が入社して早々にやめてしまう原因はたくさんあります。

  • 人間関係が上手くいかない
  • 仕事量が多すぎ、残業が多いなどのハードワーク
  • 勤務条件のギャップ
  • そもそも興味のない職業に就いている
  • 仕事を教えてもらえない
  • 仕事が無い(仕事の質が低い)

このようなことが原因で新入社員は辞めていきます。

色々な理由があるわけですが、共通して言えることが1つあります。

それは新入社員が「仕事に対する不安」を持ち辞めているということです。

もちろん他にも身勝手極まりない理由で辞めていく「モンスター新人」もいます。

しかし大抵の新入社員は希望や意欲を持って就職しているはずです。

そんな会社でいくつもの「不安」が積み重なることで新入社員に辞めるという選択肢が出来てしまうのです。

つまり新入社員が職場や仕事に不安を持たずに、長く働ける職場環境を「与える・作る」ことが大切なのです。

そこで、新入社員の育て方で気をつけるべき点を以下で押さえていきましょう!

新入社員の育て方で気を付けるべき点は3つ!!

新入社員を育てることで、一番やってはいけないことは、「放置」です。

新入社員が仕事を覚えようとしているにも関わらず、「見て覚えようとさせる」「引き継ぎが無い」「マニュアルが無い」など・・・、

仕事のことを教えてもらえない環境は、新入社員には不安でしかありません。

次に、いきなり業務量が多過ぎたり、研修スピードが早すぎると新入社員はついて行けません。

環境が変わり、仕事を覚えるだけでなく、人間関係も築いていかなければならない新入社員に、初っ端から多くの仕事を教えるのは、ほとんど身につかないのです。

最後に新入社員を「頭ごなしに叱らない」ということです。確かに仕事のミスは会社の損益にもなりかねないので、気をつけて欲しいところですが・・・、

そもそも新入社員にそこまでの仕事を最初から任せるのも問題ですし、新入社員にも何かしらのワケがあるかもしれません。

ミスなどを頭ごなしに叱るのではなく、時間をかけてでも新入社員の話に耳を傾けてください。

ポイントは新入社員をよく見てあげることです。

来るもの拒まず去る者追わずの考え方!!

会社が辞める人を引き止める理由は、「辞められると仕事が回らない」からです。

正直そのような会社は早々に辞めて正解です。そのような会社は何年もギリギリの状態で仕事を回しているのです。

つまり社員1人1人の仕事量も多いですし、新入社員の教育に手が回るはずがありません。

本来であれば仕事と言えど人間同士ですので、社員が辞めると言えば、その社員の意見を尊重すべきです。つまり「去る者追わず」の考え方です。

嫌々仕事をしたところで、生産性が下がっていくだけですし、その社員の人生に、責任を持てるかというと必ずしもそうでは無いですよね。

会社と社員がその都度ベストな選択をしなければりません。

まとめ

いかがでしたか?

新入社員が辞めてしまう原因や、新入社員の育て方をまとめました!

辞める原因は様々ですが、新入社員だけに問題があるわけではありません。

上司や先輩にも新人の時代があったはずです。その時にどんな上司についていきたいと思ったかを思い出しながら、新入社員と接していくのが大切です。

新入社員がもつ「仕事への不安」を取り除き、職場の環境改善に取り組んでいきましょう!

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