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意外?!除草剤の雨降り前後の使用は効果なし?!効果的な使用法はある?!

夏ごろになってくると、田畑や裏庭など、様々な場所から生えてくるのが雑草

休日など暇を見つけて手入れをするのですが、どれだけ抜いてもどんどん生えてきて、どれだけ刈り取ってもすくすくとのびてきてしまう。なんとも憎たらしい存在ですよね。

そんな時頼りになるのが『除草剤』。

ぱーっと撒く事によって邪魔な雑草がどんどん枯れてゆく、手間いらず力いらずの簡単ツールとなっています。

でも、折角の休日なので除草剤を撒いてしまおうと思っていたのに、天気があいにくの雨、なんてこと、ありませんか?

除草剤って、雨の日でも大丈夫なのかな?

今回の記事では、そんな疑問を抱いた貴方の為、「除草剤は雨の日でも大丈夫なのか?」といった疑問に答えていきたいと思います。

この記事を読めば、もう何もためらうことはありませんよ!

除草剤は雨で流れる?!除草剤タイプ別の雨でも効果的な使用法と注意点

そもそも除草剤は雨が降ると効果がなくなるのか

真っ先に一番の問題から紹介しましょう。

雨が降ると除草剤が流れてしまうのか?

これは除草剤の種類にもよるのですが、

例えば粒状になっているタイプなら、多少の雨はむしろ地面に浸透しやすくなるため、 効果に対してプラスになると言われています。

直接雑草に振りかける液体タイプに関しては、きちんと降りかかって乾燥していれば特には問題もないですし、調べる限り、撒いてから三時間ほど経過した状態なら、 雨が降っても効果に影響はないとも言われています。

逆に言うなら、雨が降っている最中や、撒いてからあまり時間が経過していない場合は、効果があまり期待できないかもしれない、という事ですね。

液体タイプには即効性のものもある

このように『液体タイプは不意の雨に弱い』という側面があるのですが、メーカーによってはこの欠点を補える商品もあるそうで、なんと浸透するまで10分程度で良いというものまであるのだとか。

液体タイプは粒状タイプより撒くのが楽ですし、気になる方は、こういったものを探してみてはいかがでしょうか?

粒状タイプであっても大量の雨には流されてしまうので注意

特に問題もなさそうな粒状タイプなのですが、一つだけ注意点があります。

それは、『雨量が多すぎると流されてしまう』という点。

これは液体タイプも同じ問題ではあるのですが、水によって流されてしまう為に当然ながら効果は激減となります。

何より困ってしまうのが、『雨水に溶けだした除草剤が、他の植物のところまで流れ込む事』これによって、本来守りたかった野菜や果物が枯れ死してしまう事もありますので、天気予報などには注意をしましょう。

大雨を予想するのは難しいですが、台風などが近づいているタイミングで除草剤を撒くのは、できるだけ避けた方が良いかも知れませんね。

意外?!除草剤は雨上がりの濡れた地面に使っても効果は同じ?!

雨が降った後の除草剤は効果があるのだろうか?

雨が降る前に撒いた除草剤の効果の有無ははっきりしましたが、「雨が降った後に撒いた除草剤はどうなのだろう?」と思った方もいらっしゃるのでは?

結論から言いますと、『雨が降った後の除草剤は効果的』となります。

粒状タイプなら濡れた地面のおかげで浸透しやすくなりますし、液体タイプも、濡れた植物に対してもしっかり効果を発揮します

雨上がりの朝は液体タイプを使うと効果的

液体タイプの場合、良く晴れた雨上がりの早朝の内に撒いておく事によって、より高い効果が発揮されるようですので、夏場などに使う場合はこれを狙ってみるといいかもしれません。

大雨でも効果がある?!

最初に紹介したように、粒状のタイプは多少の雨でも効果が出ます

地面が湿っている事によってより早く浸透しますので、小雨程度ならむしろ好都合かもしれません。

ただ『大量の雨には弱い』という欠点もあるので、台風もそうですが、梅雨時などには使いにくいかも知れませんね。

それでは、大雨が降っている中では、やはり除草剤は撒くことはできないのでしょうか?

残念ながら大雨の中でも使える除草剤はない

とても残念ですが、大雨の最中に効果を発揮するものはないようです。

そもそもそんな状況で、家の外で作業する事自体があまりないでしょうが、もし必要に迫られたからと無理に除草剤を使用しても、あまりいい結果は得られない、という事になりそうです。

除草剤を使う時に大切な注意点などを紹介!!

ここでは、ちょっと視点を変え、除草剤を使う際の注意点などを紹介していきたいと思います。

使用時には長袖長ズボン、手袋、マスク、可能であれば眼鏡などもかける

これは使用者自身の身を守るための防護です。

除草剤には人体には害がないものもありますが、とても有害なものもあったりしますので、できる限り自分の身を守る為、きちんとした格好で使用しましょう

特に液体タイプの場合、スプレーで噴き出した液体が、そのまま跳ね返ったり霧状になったまま顔にかかる事もあります

このような場合には、すぐに顔を洗う皮膚にかかったらその部分を洗うなどの対処が必要です。

基本的にその辺りの対処法は説明書に書かれているはずですので、除草剤を購入した際と使用する直前には、必ず除草剤の説明書を読んでおくようにすることで、不測の事態に対応する事も可能だと思います。

油断と横着、ダメ、絶対!

除草したい植物に適した除草剤を使う

除草剤は、タイプや成分によって、効果的な対象植物が大きく変化します

この為、除草したい植物に適したものを使用しないと、『どれだけ撒いても全く効果が無い』といった結果に終わる事もあります。

例えば、既にある程度成長している植物に対しては、液体タイプの除草剤が効果的ですが、これが同じ植物でもこれから生えてくるものに対してなら、粒状タイプの除草剤の方が効果があるのです

それとは別に、イネ科には効果が無いもの、イネ科だけに効果があるもののように、植物の種類別に効果が分かれるものもある為、購入時にその辺りをきちんと調べておくことも大切です

解らないようなら、販売員の方に聞いてみると、その辺り解りやすく説明してくれると思いますので、迷わず聞いてみると良いでしょう。

除草剤の流出は極力避けるようにする

ここまで再三言ってきたことではありますが、除草剤が雨に流され、他の植物に害を与えてしまう、というのは最も避けなくてはならない事態です。

特に人体に有害な除草剤の場合、それだけで野菜や果物が汚染されてしまう事にも繋がりますし、そうでなくとも、例えば他の家の庭や畑にこれが流れ込む事で、周囲の人に迷惑になってしまう事もありますので、そういった事態は避けられるように、天気予報には注意をする台風が近い時には除草剤は撒かない、そして万一雨に流されても流出しないよう、散布した範囲は物理的に囲い込み、雨水が害のない場所に落ちるようにする、といった対処を取っておくことで、最悪の事態をある程度避ける事が出来るのではないでしょうか。

とにかく、「これを使ったらどうなるのか」と「人に迷惑を掛けないようにするにはどうしたらいいのか」を考えて使うようにしましょう。

まとめ

除草剤はとても便利なものですよね。

必死に毎日草刈りや雑草抜きをしても、夏場なんかはどんどん別のが生えてきて育っていって、気が付くと膝の下くらいまで伸びていたりします。

かと言って、休日の度に腰を曲げ膝を折って手を酷使して……なんてやっていたらそのうち足腰や手首を悪くしてしまいます

そんな苦労はできれば避けたい、そんな方にとって、昨今の除草剤の進歩は、とてもありがたいものなのではないでしょうか?

気軽に使えるスプレータイプのものなんかもありますし、結構簡単に買えて、手軽に使える除草剤。

今回はそんな除草剤についての記事でしたが、最後にはちょっと小難しいことも書かせていただきました。

ちょっとした植木鉢に使うくらいの少量の除草剤なら、例え流れてもそんな大した害にはならないと思うんですけどね。

でも、これが家の庭の畑に撒くだとか、広範囲にわたって散布するだとかだと、話が大きく変わってしまう訳で。

ただ、どうせ使うなら怖いことにならないように、できるだけ安全に注意して使いたいところですよね。

折角便利なのですから、有効活用しちゃいましょう!

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