赤ちゃんが生まれてから、
毎日の成長を感じている日々を過ごしている方は、
たくさんいると思います。
赤ちゃんの成長は、
首すわり、寝返り、はいはい、おすわり、
つかまり立ちと、
どんどん活発な動きになっていきます。
いろいろな成長の節目がありますが、
特に赤ちゃんがしゃべり始め、
歩く時期は個人差があります。
今回は赤ちゃんが歩いたり、
しゃべったりする時期がいつ頃なのか、
平均など、心配なことなど、
気になる部分をまとめてみたいと思います。
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一般的に言われる赤ちゃんの歩く・しゃべる時期の平均は?
みなさん、結構気にする歩き始めや、
おしゃべりの時期ですが、
一般的な平均はどのくらいなのでしょうか?
赤ちゃんの歩き始めの平均的な時期
赤ちゃんの歩き始めの平均は
だいたい1歳前後といわれています。
早い子は10ヵ月から歩き始める赤ちゃんもいます。
1歳2ヵ月で、約半分の子が歩き始めて、
遅くても1歳6ヵ月頃までには歩く子が、
ほとんどのようです。
赤ちゃんのしゃべり始めの平均的な時期
しゃべる時期の平均もだいたい1歳前後です。
「あ~、う~」などの喃語などは
3カ月頃から始まりますが、
「ママ」「まんま」「ワンワン」
などの意味のある言葉は、1歳前後です。
1歳頃までに、
約半分の赤ちゃんがしゃべり始め、
1歳4ヵ月頃で、
8割の赤ちゃんがしゃべり始めるようです。
早い子は1歳6ヵ月頃で
「ごはん、たべる」「ワンワン、いた」
などの二語文もしゃべり始める子もいます。
ですが、言葉の発達については、
個人差がだいぶありますので、
うちの子は全然しゃべらないからといって、
まだ焦らないでくださいね。
成長が遅いと、
お母さん、お父さんは心配してしまいますよね。
心配な時期というのも、あとで紹介します。
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赤ちゃんの歩き・しゃべり出すまでの行動過程
赤ちゃんの歩き始めの行動過程
赤ちゃんが歩き始めるまで、
どんな行動過程をとるのでしょうか?
寝返り→ずりばい→はいはい→つかまり立ち→
伝い歩き→1人立ち→よちよち歩き。
このような過程を得て、歩き始めます。
それぞれの行動ができる平均的な時期をご紹介します。
寝返り→
早い子は3カ月頃、
だいたいは5カ月~6ヵ月頃には
できる子がほとんどのようです。
ずりばい→
寝返りができるようになる赤ちゃんは、
興味のあるものを見つけると、
ほふく前進で進んで行きます。
平均は4か月~6ヵ月頃のようです。
はいはい→
ずりばいを始めた赤ちゃんが、
おしりをあげて、手や足を使って進み出します。
平均は6ヵ月~9ヵ月頃です。
つかまり立ち
→机やソファーなどの家具に、
つかまって立ちはじめるのが、
平均8カ月~10ヵ月です。
つたい歩き→
家具などを使って、つかまりながら歩きます。
平均は9ヵ月~1歳前後です。
1人立ち→
家具につかまらなくても
数秒立っていられるようになります。
平均は10ヵ月~1歳前後
そして、1人立ちできるようになったら、
少しずつ歩き始めだすという過程があります。
ですが、これらの行動過程を
しない赤ちゃんもいるので、
あくまでも目安です。
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赤ちゃんのしゃべり始めの行動過程
では、次は言葉のしゃべり始めるまで、
どんな行動があるのでしょうか?
クーイング→声を出して笑う→喃語→宇宙語→
意味がある単語。
といった行動を得て、しゃべり始めます。
クーイング→
生後2ヵ月頃にみられます。
「アー」「クー」などの声を出します。
声を出して笑う→
今までは、原始反射で笑っていましたが、
感情表現を持つようになり、
こちらがあやすと笑ってくれるようになります。
だいたい3ヵ月頃です。
喃語→
「あぷぷ」「ぶぶぶ」など唇を使った
破裂音を出すことができるようになります。
4~5カ月頃にみられます。
宇宙語→
赤ちゃんからしたら、
何か意味があるのでしょうが、
宇宙人のようなしゃべりで、
大人は理解できない言葉でしゃべり始めます。
その宇宙語をもにょもにょ言っているうちに、
「まんま」「ブーブー」などの意味がある言葉を、
しゃべり始めます。
各過程において、
赤ちゃんが声を発している時は、
それに対して、
お父さん、お母さんが、話しかけることにより、
言葉の発達につながると思います。
この時期を過ぎたら要注意?
ここまでは、赤ちゃんの歩き始め、
しゃべり始めの時期や過程を紹介しました。
各過程は個人差があるので、上記の内容は目安です。
この時期を過ぎたら要注意な時期というのが、
あるのでしょうか?
歩き始めの注意時期
まずは、歩き始めの時期ですが、
1歳6ヵ月頃にはほとんどの子が歩き始めるので、
その時期を過ぎても歩く兆候が見られなければ、
少し注意が必要かもしれません。
ですが、
1歳6ヵ月以降で、歩き始めが遅くても、
その後の発達に問題ないことが多いです。
心配な方は、
1歳6ヵ月健診があると思いますので、
そちらで相談するといいと思います。
歩き始める前の過程の注意時期として、
「6ヵ月を過ぎても首が座らない」
「9か月すぎても支えなしで座れない」
などがあります。
それぞれの過程で気になったら、
健診時や小児科などで相談してみてくださいね。
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しゃべり始めの注意時期
しゃべり始めの注意時期としては、
1歳6ヵ月頃を目安に見ることが多いです。
1歳6ヵ月健診などで、
単語がいくつ出ているかなど、
言葉の理解と発達などを確認します。
ですが、言葉の発達については個人差が大きいです。
どちらも、気になる方は、
1歳6ヵ月健診で相談することをお勧めします。
健診前でも気になる方は、
かかりつけの小児科や子育て相談などに相談してみましょう。
まとめ
赤ちゃんの歩き始め、
しゃべり始めについて、
ご紹介しましたが、参考になりましたか?
成長が早い、遅いは個人差があります。
よその子とは比べず、
成長を見守れたらいいですね。
遅くても、
その後の発達に影響のないことがほとんどです。
ですが、まれに病気や障害などが、
隠れている場合もあります。
各、自治体指定の乳児健診は、
必ず受けてくださいね。
少しでも心配があれば、
健診時や小児科などで相談してください。
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